鏡餅の正しい飾り方をご存知でしょうか?
市販のものですと、そのまま飾るだけの状態で販売してあって、あまり気にしていなかったという方も多いのでは?
今回は、鏡餅の正しい飾り方と、お飾りの意味、またいつから飾るのか?
という事についてまとめました。
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鏡餅の正しい飾り方
鏡餅の正しく飾るために用意するものはこちら。
・四方紅(しほうべに)
・御幣(ごへい)
・裏白(うらじろ)
・お餅
・橙
※御幣はなくても可。必須ではありません。
※この時、三方から、四方紅の端が垂れるようにすること。
2. 裏白を、葉っぱが白い方が前にくるようにして乗せる。
3. お餅を2段重ねて乗せる。
4. お餅の上に橙を飾る。
これが基本の飾り方です。
あとはこれに、御幣や、昆布、するめ、伊勢海老などの縁起物を飾ったりします。
飾るものは、地方によって、それぞれ違ってきますよ(´▽`)
なかなか全部を揃えるのは大変ですので、ご家庭で飾る時は、ここまで厳密にしなくても大丈夫。
四方紅は、書道の半紙を、正方形に切って使っても良いですし、
橙は、葉付きのみかんでも代用できます。
三方も、用意できなければ、四角いお盆を使って下さい。
実は、鏡餅を飾るためのこれらにも、きちんと意味があるんですね。
その意味について、詳しくみていきましょう。
お飾りの意味とは?
左右の葉が対になっていることから、夫婦円満を意味します。
また、古い葉が落ちずに新しい葉をつける事から、家族の繁栄。
裏が白いことから、「裏を返しても心は白い」という意味で、清浄潔白を表しています。
赤い色は、魔除けの意味。
赤がなく、白一色のものは四手(しで)と言い、四方に手を大きく広げて繁栄するようにとの願いが込められています。
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四方を紅で縁取ることにより、天地四方を拝して災いを払い、一年の繁栄を祈願するもの。
木から落ちずに大きく育つ橙にあやかって、代々家が大きく栄えるようにと願って。
また、お餅を大小重ね合わせるのは、月と太陽、陰と陽を表していて、福徳が重なって縁起が良い
と考えられていたためという理由もありますが、
丸い形は、家庭円満
2つ重ねるのは、1年をめでたく重ねる
として、「家庭円満に1年を重ねる」という願いが込められているとも、言われています(・∪・)
では最後に、鏡餅はいつから飾るのか?という事について見ていきましょう。
鏡餅はいつから飾るの?
鏡餅を飾るのに、特に決まった日はありません。
ですが、日本では「八」という数字が末広がりで縁起が良い
という事から、12月28日に飾るという方が多いようです。
逆に、29日は、「二重苦」という事で避ける場合が多く、31日も「一夜限り」となるので良くないとされます。
28日までに準備できれば良いですが、必ずそうしなければいけないというわけではありませんので、その辺りは臨機応変にです(◍•ᴗ•◍)
ちなみに、飾る日に決まりはありませんが、鏡開きの日には、決まりがありますので、注意して下さいね!
>>お正月の鏡餅はいつまで飾る?鏡開きの意味とおいしい食べ方!
鏡餅を飾る場所は?
鏡餅は、神様へのお供えのため、床の間に飾ります。
床の間がない場合は、リビングや、玄関に飾っておきます。
ただし、見下ろすような低い場所はNGです。
鏡餅は1つと考えがちですが、実はいくつおいても大丈夫なんですよ(´▽`)
台所や寝室、お子さんの勉強机など、神様に来ていただきたい、大切な場所にも飾っておきましょう。
まとめ
うちでは、旦那の実家で毎年年末に、鏡餅を作って飾っています(*'∀'人)
お餅をつくのは機械ですが・・それでもみんなで捏ねて作るのは楽しいですよ♪
できたてのお餅は美味し過ぎます。
でも、できたてのお餅って、蒸れるのですぐカビるんですよね・・・。
それがもっぱらの悩みです(*>_<*)
それはさておき、
お餅をついて準備しなくても、
お餅が個包装になって入った、便利な鏡餅も市販されていますので、神様へのお供え、しっかりと準備してお正月を迎えましょう(✿´ ꒳ ` )
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