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医療費控除の確定申告 過去分の申請時期や申請方法のまとめ!実際にやってみたよ

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医療費控除の画像

医療費控除の申請をしなければ、と思いつつ年をまたいで補填があったりしたもので
もう後でまとめて申請してしまおう!と放置していました。
ですが、いよいよ確定申告の時期となりましたので
重い腰をあげて控除の申請をすることに。

しかしいざ、やってみると簡単なようであれ?これは?という疑問が色々とでくるものですね。
税務署に何度も電話して(←迷惑 笑)やっと申請が完了しました。
結構還付されましたので、やって良かったーという感じです。

そこで今回はその経験を元に、過去の医療費控除の申請を出す方法をまとめてみました。
うわっ昔の医療費申請してなかった!って方はぜひ参考にしてくださいね。
還付されるものはガッツリ受け取らなきゃ損ですよ~♪

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医療費控除の確定申告 過去分の申請時期はいつ?

私は最初に『確定申告の時期なので・・』と医療費控除の申請をと書きました。
私と同じように、勘違いしている方も多いと思うのですが
過去の医療費控除の申請は『還付申告』であって確定申告ではありません。

この二つ、結構ごちゃごちゃになってしまいますが
確定申告はその年の所得を確定させて税金を申告するもので、通常2/16~3/15までに申請しなければいけません。
一方で還付申告というのは、払い過ぎた税金を返金してもらうもので、過去5年間遡っていつでも申告することができます。

えぇ、そうなんです。
医療費控除は還付申告にあたるので、1年中いつでも申告することができるんですね。
わざわざ確定申告の混雑している時期に、税務署まで行って申請する必要はありません。
郵送やネットで申告なら関係ないですが、税務署に行って申請する予定の方は確定申告で混雑する2/16~3/15は避けた方が無難です。
めちゃくちゃ人が多いですので・・。

そしてもう一つ、過去5年間さかのぼって申請できるという点についてですが、こちらもちょっと勘違いしやすいかもしれません。
過去5年間、というのは
例えばH30年の3月に医療費控除の申請をする場合、H30年の3月から過去5年間という意味ではありません。
H30年の3月に医療費控除の申請をする場合は、H29年の分から5年分という意味です。

つまり・・
・H29年1/1~12/31
・H28年1/1~12/31
・H27年1/1~12/31
・H26年1/1~12/31
・H25年1/1~12/31
の分を申請することができるということです。
過去5年分なので、勘違いしないようにです^^

医療費控除の確定申告 過去の申請方法は?

申請できる時期と期間がわかったところで、次は申請の方法です。
過去の医療費控除の申請が1年分だけならその年の分だけ申請すれば良いのですが、
何年分か同時に申請することもありますよね。
その場合は、過去の分を一緒にまとめて申請することはできません。

例えばH27年とH28年の医療費控除を申請したい場合は、
それぞれ別に申告の用紙を作成して、提出する必要があります。
H27年なら、H27年の確定申告申請用紙に記載して提出
H28年ならH28年の確定申告の申請用紙に記載して提出です。

申請用紙は、年で控除や税金の計算が変わっているかもしれないので(変わっていなければ○○年分の数字だけ変えれば良いのでしょうが・・)
必ず申請する年の申告用紙を使いましょう。
過去の申請用紙はネットからもダウンロードできるようになっています。

それから控除の上限200万円というのも、各年ごとです。
H27年とH28年を同じ時期に申請する場合、合計が200万を超えていてもそれぞれが超えていなければ大丈夫です。
逆に言うと、最低額の10万円(所得金額が200万円未満の人は「所得金額×5%」の額)は、合計金額では計算されません。

例えばH27年が6万円でH28年が8万円だったとします。
この場合、合計すれば10万円を超えるので申請できる・・なんてことにはなりませんのでご注意を。
あくまでも1年間の合計です。

と、言う事でまとめますと

・過去の医療費控除を申請する場合は、申請する年の申告用紙を使う
・過去数年分を一つにまとめて申請はできない(まとめて10万以上は不可)
・数年分申請する時は、それぞれ別に申告用紙を作成して申請する

です。
何年分かまとめて申請する場合は、それぞれ全く別物として考えましょう。

ちなにみですが、H29年分の医療費控除の申請分から、領収書の添付が必要なくなりました。
その代わりに、医療費控除の明細書なるものが必要になったのですが、
H28年分の申請をする場合はどうなるのでしょう。
これ、税務署に問い合わせてみたのですが、あくまでも領収書がいらないのはH29年分の申請からで
それより以前の申請をする場合は領収書が必要だそうです。うーん、残念。

ついでにですが、もしも領収書は返してほしければ返してもらえます。
税務署に持参すればチェックして返してくれますし、郵送でも返却希望の旨を書いて、返信用封筒をつけておけば送り返してくれるそうです。

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医療費控除の過去の確定申告に必要なものは?

ここからは、医療費控除の申告をするのに必要だったものをまとめます。
特に『過去』だから必要なものではなく、通常の医療費控除の申告に必要なものと変わりありません。

・申請する年の源泉徴収票
・医療費の領収書
・本人確認書類(マイナンバーカードor通知カード+運転免許証など)
・還付金の銀行口座(本人のみ)

申告には、申請する年の源泉徴収票が必要です。入力する時にも必要ですし、添付する必要があります。
もしかしたら面倒がられるかもしれませんが・・ない場合は会社に申請して発行してもらいましょう。

医療費の領収書は、H29年は添付の必要はありませんが、入力する時にどのみち必要ですね。
人ごと、病院ごとに並べておくと入力しやすいです。

それから還付金を入金してもらうための銀行口座が必要になります。
これは、申請する本人の口座です。家族では駄目ですよ。
また、一部のインターネット専用銀行は、還付金の振込に対応していません。
我が家が使っているネット銀行もダメでした・・。

必要な物が揃ったら、あとは手順通りに入力していけば、難しくありません。
PCとプリンターがあれば、家でささっと入力して、郵送するなり持参するなりした方が簡単です。
(国税庁の確定申告書等作成コーナーから作成できます。)
聞かれる通りに入力していけば、自動で数値が計算された確定申告書とか明細書ができあがります。
プリンターだけない場合は、入力後、コンビニで印刷することも可能なようでした。

途中で還付金も自動計算して教えてくれますよ♪
入力する医療費明細の量が多くなければ、1時間もあれば余裕で終わると思いますので
面倒だな・・と思わずにチャレンジしてみてくださいね☆

医療費控除過去の確定申告まとめ

過去の医療費控除の申請は、1年間いつでもできるので
ぜひ混雑する時期を除いてお出かけくださいね。
ちなみにどうしても分からない・・って時は税務署に電話して聞くといいですよ。
私、何回も電話しちゃいましたけど毎回人は違っていましたし、親切に教えてくれました♪

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