革ジャンにカビがはえた時の落とし方！自宅で洗濯してみた体験談

我が家のクローゼットにずっと保管されていた皮ジャン。

久しぶりに出してみると、な・・なんとカビが生えてるじゃありませんか。

ショックー。

だけど捨てるなんてもったいないし・・・。

クリーニングに出すと、5000円はかかる模様、なんとか自宅で綺麗にできないかな？と調べてみました。

今回は、白カビが生えてしまった革ジャンを自宅で綺麗にした体験談を書きたいと思います。

革ジャンにカビが生えた時の落とし方！

カビが生えてしまった我が家の皮ジャン・・・。

白い点々が全体的にびっしり広がっています。
すごーくカビ臭いです。
とりあえず、水で濡らした布でこすると、見た目のカビは綺麗に落ちました。

カビのニオイも落ち着きましたが・・
あれだけ生えていたらきっと奥の方にはカビの根が残っているだろうし・・
いっそのこと水洗いして綺麗にしてしまいたい～。

探してみたら、皮を水洗いできる洗剤が売ってあるじゃないですか。
普通の洗剤よりは高いけれど、数回分あるし、クリーニングに出すよりも断然お得なので購入して自宅で洗濯してみることにしました。

革ジャンを自宅で洗濯してみた体験談

購入したのはこちら、レザーウォッシュ。

革製衣類の水洗い洗剤です。
レザーウォッシュを使って水洗いすると、皮ジャンの水洗いで心配な「色落ち」「縮み」をおさえて洗うことができるというもの。
染み込んだ汗や、頑固なカビも落とすことができる、とのこと。

使い方は簡単で、まず皮革洗剤を使って洗い、次に柔軟仕上剤でもう一度洗うという手順です。

ちなみに、レザーウォッシュの容量は、皮革洗剤、柔軟仕上剤それぞれ100mlです。
手のひらサイズですね。

水量30Lで洗う場合、それぞれボトルの1/3の量が目安です。
50Lだと、ボトルの半分。

1度にそんなに大量に洗うわけでなければ、30L、つまり3回分くらいと思っておきましょ～。

では、いよいよ洗っていきたいと思います。

①色落ちのチェック
洗濯の前に、色落ちチェックを行います。
白い布に皮革洗剤を少しだけ含ませて、襟裏などの見えにくい部分を軽く擦って色が落ちないかチェックします。

えぇっと・・色落ちしました（笑）
写真はわかりにくいと思いますが、右端上の部分が少し茶色になっています。
ど、どうしようと思いましたが、このまま洗わなかったらたぶん着ないので、捨てる覚悟で洗うことにしました。
レザーウォッシューには、色が付いた場合は色落ちの危険性があるので洗わないでくださいとの注意書きがありますので、自己責任でということになります。

②革ジャンをネットに入れる
ボタンやファスナーをしっかり閉めて（型崩れ防止のため）、畳んでネットに入れます。
カビの部分が外側です。（とはいえ、裏も表もついていたので、今回はよりひどかった後ろ側を表にしました）

③洗濯液の準備
洗濯液を作ります。
今回は30Ｌの水に、皮革洗剤をボトル1/3を注ぎます。
洗濯に使用するのは、「常温の水」です。ぬるま湯やお湯は駄目です。

④皮革洗剤で洗う
洗濯液ができたら、ネットに入れた革ジャンを投入し、8分間洗います。
洗ったら、濯ぎをせず、脱水。
30秒ほどで良いと書いてありましたが、ないので（手で止めればよいのでしょうが・・）1分で設定しました。

洗っている途中で覗いてみました。
結構泡が立ってますね。

しっかり洗われてくれ～という気持ちで見守ります。

⑤柔軟仕上剤で洗う
脱水まで終わったら、再び柔軟仕上剤を入れて洗います。
すすぎではなく、洗いです。
水30Lにこちらもボトルの1/3を注ぎ入れます。
柔軟仕上剤で洗う時は、先ほどよりも短め、脱水は長めです。
洗い、脱水共に2～3分です。

こちらも途中で覗いてみます。

水が茶色くなってます。完全に色落ちしてますが・・・途中でとめることはできません。
このままゴーです。

⑥しっかり伸ばして干す
脱水が終わったら、しっかりとシワを伸ばして干します。

後は、完全に乾けばＯＫです。

水洗いしてスッキリしました～。
鼻を近づけてくんくん臭っても全くカビのニオイはしません。

今回、水が茶色になっていたのでやばいかな・・と思いましたが、乾いてみるとそう色落ちした感じはありませんでした。
と、言うよりも全くわからないくらい。
シワの具合も、初めとほとんど変わらないかな？
乾いた後に一度着用してみましたが、縮んでもいませんでした。
これでまた着ることができます♪

革ジャンにカビが生えた時の落とし方まとめ

少しのカビならば、拭き取る程度でも大丈夫だと思いますが、全体的に生えてしまったら、拭いただけでは着る気になりませんよね。
そんな時は、捨てたりせず一度洗濯してみてください。
スッキリしますよ＾＾