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ピロリ菌の検査や治療にかかった費用や期間流れのまとめ

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今回、私の夫が血液検査でピロリ菌が発覚、
そこから胃カメラを飲んで保険適用でのピロリ菌治療となりました。
ちなみに、1次では除菌ができずに2次除菌まで行うことに・・。

今回は、その体験を踏まえて
ピロリ菌の検査から治療までにかかった費用や期間、流れなどを
まとめて書いていきます。

これからピロリ菌の検査や治療を受ける方の参考になれば幸いです。

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ピロリ菌の検査や治療の流れについて

ピロリ菌の検査と胃カメラについて

今回、健康のためにと受けた血液検査にてピロリ菌の項目が陽性となりました。
ピロリ菌を除菌するためには、保険適用か保険適用外か2つの方法があるのですが
保険適用で治療を受けるためには事前に胃カメラを飲む必要があります。

これは何故かというと、ピロリ菌がいるというだけでは保険適用にはならず
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの慢性的な胃炎が認められる場合に限って
保険適用でのピロリ菌治療が可能である、と決められているからです。

我が家では、胃の状態を確認したいということもあって
胃カメラをのみました。
胃カメラというと、大変な負担になるイメージがありますが
実際には、麻酔なしで10~15分程度で終わりました。
非常に苦労する方もいらっしゃるようですが、うまくできる人にはそれほどでもないようです。

胃カメラの様子はこちらの記事で
胃カメラは痛くない?料金や麻酔は?当日の様子など体験談

胃カメラで見た胃や腸の様子はその日すぐにわかりますが、ピロリ菌の生検の結果は10日後とのことでした。

結果、慢性胃炎と判断されて無事に保険が適用となり
当然ですが生検の結果もピロリ陽性となり治療開始です。

ピロリ菌の1次除菌

薬局にて薬(錠剤・カプセル)をもらいそれを1週間飲みます。
1日2回、朝・夕食後だったので
お昼になかなかタイミングがとれないという人でも飲みやすいと思います。

ただ、この期間お酒はNGです。
1週間続けて飲むことができれば、始めるタイミングはいつでも良いので
飲み会がないタイミングを選んで飲み始めます。
ちなみに食事に対しての制限は特にありませんが、まれに薬の副作用で下痢になる方もいるようで
(夫は大丈夫でしたが)
心配な方は旅行や大事なイベントや仕事の時などは避けておいた方が良いかもしれません。

薬を飲み終わって、6週間後に除菌ができたかどうかの再検査です。

ピロリ菌が除菌できたかどうかの呼気検査

ピロリ菌が除菌できたかどうか、この検査は呼気検査で行いました。
検査前は6時間絶食です。
胃カメラに比べるとだいぶ負担が少ないですね。

呼気検査では、ユービットという薬(尿素)を飲み
その服用前後での炭素ガスの変化量を比較してピロリ菌がいなくなったかどうかを調べる検査方法です。

ピロリ菌が除菌できていれば、炭素ガスの量に変化なし
ピロリ菌がいれば、炭素ガスの量が増えます。

薬を飲んで、しばらく横になったり座ったりして待つ時間があるので
全部で30分くらいはかかりました。

呼気検査の様子はこちら

ピロリ菌の呼気検査 前日は絶食!費用などの体験談まとめ

検査結果は翌日以降に出ます。

ピロリ菌の除菌失敗2次除菌へ

翌日、検査結果を聞きに行きましたが、何と除菌できていませんでした。
1次除菌失敗です。
1次除菌には、クラリスロマイシンという抗生物質を使って除菌するのですが
これに耐性を持ったピロリ菌がいると除菌が失敗しちゃうみたいです。

クラリスロマイシンでの除菌率は約90%くらいあるみたいなので(ボノサップでの)
大丈夫だと思っていたのですが、どうやら耐性があったみたいですね。

こうなると、また薬の内容を変えて2次除菌を行うことになります。
2次除菌では、クラリスロマイシンに変えてメトロニダゾールという抗生物質を使って除菌を行います。

【関連記事】
ピロリ菌の除菌に失敗した!2次除菌の薬や副作用 成功率はどのくらい?

こちらの薬もまた1週間飲んで、6週間後に呼気での再検査となります。

ピロリ菌の除菌成功

6週間後に、呼気検査を行いましたところ
今回は無事に除菌が完了していました!

尿素呼気検査
前回10.3(判定+)
今回0.2(判定-)
基準2.5未満

もしも2次でも失敗して3次へ・・となってしまうと
なかなか実践している病院も少なく(今回の病院でもやっていませんでした)
完全自己負担となるそうなので、ほっとした次第です。

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ピロリ菌の検査や治療にかかった費用や期間のまとめ

ということで、今回検査から治療までにかかった費用や期間をまとめました。
使う薬は、先発や後発などでも違うと思いますので
あくまでも参考に、でお願いします。

我が家の場合は、3割負担、後発ありです。

日付 内容 費用 次回はいつ
6/10 胃カメラ(ピロリ培養生検含) 6,240円 10日後
6/24 検査結果を聞きに→陽性 640円
除菌薬処方(アモキシシリン、クラリスロマイシン、タケキャブ) 1,910円 6週間後
8/18 呼気検査 1,880円 翌日以降
8/19 検査結果→陽性 780円
除菌薬処方(アモキシシリン、フラジール、タケキャブ) 1,700円 6週間後
10/14 呼気検査 1,880円 翌日以降
検査結果→陰性 終了

6/10に胃カメラを飲んだ所から始まり、治療が完了したのは10/14です。
約4ヵ月。
薬を飲んだあと、次の検査まで6週間かかるのでちょっと長くなりますね。
1次で除菌が完了すれば約2ヵ月くらいで済みますね。

薬を飲む期間自体は1週間、7日間なので
実際にはそれほど時間がかかったという感じではなく
待ち時間が長かったという感じでしょうか。

合計金額は15,050円
胃カメラの値段が大きく、治療薬自体はそんなにかかっていません。
なので、胃カメラを飲まずに自己負担で治療したとしても
薬代1,910円が10割になって6,400円くらい。

実は保険適用でなくてもそんなにかからないのでは・・・。
むしろ胃カメラ飲まない分安い?
実際にやったわけじゃないので何ともですが、保険適用外でも
それほど負担にはならないのかもしれません。

ピロリ菌の検査や治療の費用まとめ

以上、ピロリ菌の検査や治療にかかった費用や期間などのまとめでした。
結局我が家は1次除菌に失敗して2次除菌まで行ったので
全部で4ヵ月、費用は1万5千円くらいかかりました。

ピロリ菌の除菌には成功しましたが、
胃がんのリスクが0になったわけではないので
今後も定期的に胃カメラでの検査が必要だな、と思っています。
早期発見大事。

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