今回は、「セスキ炭酸ソーダ」を使った洗濯の方法をご紹介したいと思います。
せっかく使うなら、正しい使い方をマスターしたいですよね!
セスキ炭酸ソーダは、ひどい汚れ物には向きませんが、普段の軽い汚れには適しています。
汗や皮脂などもしっかりと落としてくれますよ^^
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セスキ炭酸ソーダで洗濯しよう!
セスキ炭酸ソーダは、水に溶かしてスプレーにし、掃除に使うものというイメージがありませんか?
実は私もそうだったのですが、セスキ炭酸ソーダは普段の洗濯にも使えるのです。
ここでざっとセスキ炭酸ソーダで洗濯することのメリットをあげてみたいと思います。
・すすぎは1回でOK(時短・節水になる)
・合成洗剤や石鹸のようにしっかり泡立てる必要なし
・コストパフォーマンス良し
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、事前に水に溶かして泡立ててから洗濯物を・・
なんていう手間はいらず、洗濯物の上からパラパラと振り入れるだけでOK。
それでも溶けちゃうのがセスキ炭酸ソーダなのです。
しかも、すすぎは基本的には1回で十分だと言われています。
でも今まで2回するのが普通だと、何となく1回では・・という方は2回すすいでももちろんかまいません。
さらに、セスキ炭酸ソーダはコストパフォーマンスも◎
いくらナチュラルクリーニングだ、地球に優しいなどと言っていても、コストパフォーマンスが悪ければ、ちょっとためらってしまいますよね。
そこで私も、使っていた洗濯用合成洗剤と、セスキ炭酸の価格を比べてみたのです。
【水30Lで1回あたりの比較】
・セスキ炭酸・・6.4円
・合成洗剤・・7.5円
もちろん、使う洗剤、購入価格によって違いはあると思いますが、私が使っているものを比べると、このくらの差です。
ま、まぁそこまで変わらないよね?
と、思われたかもしれませんが、合成洗剤の時はこれにプラスして、液体の酸素系漂白剤を使用していました。
これの減りが結構早くて・・セスキ炭酸では使いませんので、その分お財布に優しいということになりますよ。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯のやり方
【セスキ炭酸ソーダの量の目安】
水30Lにセスキ炭酸ソーダ小さじ2杯
※入れすぎると、洗い上がりがベタつくので注意
①セスキ炭酸ソーダで洗濯物を浸けおき(20分~一晩)
えー!浸けおきが必要なの?面倒!
と、思われたかもしれません。
そうなのです、基本的にセスキ炭酸ソーダは浸けおき洗いが必要になります。
ココに抵抗があって、やめてしまう方も多いのですが、でも何もタライなどに浸けて置く必要などはないのです。
ただ、前日の夜に洗濯機に洗濯物とセスキ炭酸ソーダを入れ、2~3分撹拌したらそのまま朝まで放置しておけばよいのです。
そして朝おきたらピッと。
いや、それでもやっぱり面倒だなぁ、洗濯は何回も回すし・・という方は、少々価格は高くなりますが、
石鹸百科で販売されているセスキプラスがおすすめです。
セスキプラスはセスキ炭酸ソーダに酵素を配合したもので、汚れ落ちを良くしたものです。
それにより、長時間の浸け置きも不要ですし、洗浄力もアップしています。
【浸けおきしてはいけない衣類】
セスキ炭酸ソーダでの洗濯は、浸けおきが基本ですが、素材によっては浸けおきに不向きなものがあります。
生地が傷んだり、色落ちしたりするので、素材はチェックするようにした方が安心です。
・シルク
・ウール
・合成繊維(ポリエステルなど)
これらは長時間つけるのはNG。浸けおきせずにさっと洗う程度ならOKです。
水洗い不可のスーツやジャケットなどは、さっと洗う程度でもNGです。
②洗濯機でそのまま洗濯
浸けおきが済んだら、アルカリによって緩んだ汚れを振り払うため、5分くらい撹拌します。
後は、洗濯機におまかせで、脱水→すすぎと行えば良いです。
脱水は1回でも2回でも。
ただし、ドラム式の場合はそもそもの水の量が少ないので、しっかりとすすぎをする方がおすすめです。
セスキ炭酸ソーダで洗濯のポイント
・柔軟剤はクエン酸
基本的にセスキ炭酸ソーダでの洗濯には、合成洗剤で使っていたような柔軟剤は使いません。
ですが、タオルはフワフワが良いですよね。
そこで、セスキ炭酸ソーダで洗濯した場合には、柔軟剤の代わりとして「クエン酸」を投入します。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性、クエン酸は酸性、中和することでフワっと仕上がります。
クエン酸を入れるのは、最後のすすぎの時。
水30Lに対し、小さじ3分の1が目安です。
こういうのもあります↓香り付きがいい人に。
セスキ炭酸ソーダでの洗濯で靴下や襟汚れはどうする?
セスキ炭酸ソーダでの洗濯は、1日着たシャツなどの普通の洗濯なら問題ないのですが、ひどい汚れ、油汚れや泥汚れなどは落としきれない場合があります。
そういう場合には、過炭酸ナトリウムや石鹸をうまく活用してみてください。
例えば、ワイシャツの襟汚れは、セスキ炭酸水での洗濯の前に、セスキスプレーを当ててしばらくした後、ブラシでこすってから洗濯すると、よく落ちるようです。
(セスキスプレー:水500mlに、セスキ炭酸ソーダ小さじ1を溶かしたもの)
私は、固形石鹸で洗うようにしています。
ちなみに、固形石鹸と言えば「ウタマロ」が有名だと思いますが、ご存知でしょうか?
私も以前は使っていたのですが、今はやめて別の石鹸を使っているのです。
その理由は、ウタマロの緑色がシャツに残ってしまったから。
ウタマロって緑色ですもんね。
初めは何ともなかったのですが、徐々に緑色になっていき、どうやっても落ちなくなってしまったのでした。
ウタマロはよく落ちると評判が良いのですが、こういう場合もあるよ、ということで・・・。
今はシャボン玉の石鹸を使っています。
ほとんどはそれだけで落ちますが、今日はちょっとひどいな・・とか、ちょっと黄ばみが出てきたかも?って言う時は、過炭酸ナトリウムで漂白するようにしています。
洗面器に過炭酸ナトリウムをパラパラっと入れ、そこに40℃くらいのお湯(お風呂の残り湯でも)を入れたものに、15分くらいつけておくだけでとてもスッキリ白くなりますよ。
泥汚れた靴下やユニフォームなども同様に、固形石鹸での予洗いをしてからの洗濯です。
あまりにも汚れがひどい時などは、今回ばかりはとわりきって合成洗剤を使ったり、粉石けんを使ったりした方がよく落ちると思います。
セスキ炭酸ソーダは、あくまでも普段の軽い汚れという認識で、その都度合わせた洗濯の方法を選ぶのも大切です。
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セスキ炭酸ソーダで洗濯のまとめ
いかがでしたか?
セスキは、タンパク質を分解したり、油脂を乳化する性質を持っているので、普段の洗濯にも大活躍の粉なのですね。
ぜひ、セスキ炭酸ソーダでの洗濯、試してみてください。
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