梅シロップを作って残ってしまった梅。
捨てるのも勿体ないし、何かに使えたら嬉しいですよね。
定番なのは、ジャムですが
ジャムはもう作った
ジャムは苦手
って方もいらっしゃると思うので、今回は、ジャム以外の活用法をご紹介したいと思います。
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梅シロップで残った梅のジャム以外の活用法は?
・甘露煮
梅シロップで使ったあとの梅シロップはしわしわですが、甘露煮にすることで再びプックリと若返ります。
でも、それにはちょっとしたコツがあるので気を付けてくださいね。
【材料】
・梅シロップで残った梅・・185g
・三温糖・・100g
・レモン汁・・小さじ1
砂糖はグラニュー糖でも三温糖でも好みの砂糖を使ってください。
【作り方】
①残った梅を鍋に取り出す
※ここで梅に爪楊枝を使って穴を開けておくとシワシワ予防に
②三温糖、レモン汁を鍋に入れる
③梅がかぶるくらいの水を入れる
④鍋に蓋をして弱火で40分
⑤蓋をしたまま粗熱をとり、冷蔵庫で一晩
⑥できあがり
シワシワにならないポイントは、熱している時に蓋を決して開けない事です。
途中で蓋を開けてしまうと、浦島太郎のようになりますから、熱がとれるまで開けないようにです。
もしも、開けてしまいしわしわになってしまったら、再び梅がかぶる位の水を入れて煮て下さい。
復活します。次は決して開けないように。
作った甘露煮を使って、こんなおもてなしお菓子も出来ちゃいます↓
また、甘露煮を作ると、そのシロップがまた残りますが、これも余すことなく活用できます。
夏にピッタリのさわやかゼリーですね。
・梅味噌
潰した梅と、味噌を混ぜ合わせて作る梅味噌。
ご飯のお供として熱々のご飯にのっけて食べたり
きゅうりやちくわなどを切ってディップして食べたり
豆腐にのせて食べたり
などなど、とにかく使い道が多く、のせるだけで、切るだけで一品出来上がったりするのでとても便利ですね。
【材料】
・残った梅・・50g
・味噌・・30g
・砂糖・・大さじ1
・みりん・・大さじ3
【作り方】
①梅と実を別々に分けて、取り出した実を包丁でたたく
②みりんを鍋などに入れて、アルコールを飛ばして粗熱をとる
③材料をすべて混ぜあわあせれば出来上がり。
お好みで白ごまや、鰹節をふりかけても美味しいですよ。
おにぎりの上にのせて、トースターでこんがり焼けば、焼きおにぎりにも。
豆腐やピーマンに塗って、トースターで焼くと梅みそ田楽にもなりますよ~。
回鍋肉を梅味噌で作っても◎
こちらは電子レンジで作る方法なので、より簡単です↓
少量作る時には良いかもしれませんね。
・豚肉の煮物に
残った梅は、煮物にも使えます。
こってりしやすいスペアリブを、梅を使ってさっぱり柔らかく仕上げてみてはいがでしょうか。
【材料】(2~3人前)
・豚のスペアリブ・・300~400g
・残った梅・・4~5個
・酒・・大さじ2
・醤油・・大さじ2
・みりん・・大さじ1
・こしょう・・少々
【作り方】
①鍋に、スペアリブと、ヒタヒタの水をいれて火にかける
②沸騰したら一度茹でこぼす(ザルなどにスペアリブをとり、茹で汁を捨てます)
※茹でこぼす・・アクやぬめりなどを取り除くために、一度沸騰させてから、茹で汁を捨てること
③スペアリブを鍋に戻して、梅と調味料を加え、再び水をヒタヒタに注ぐ
④落し蓋をして、お肉が柔らかくなるまで弱火で煮る(30分~1時間)
⑤柔らかくなったら出来上がり
・梅醤油
作り方はとても簡単で、保存容器に梅と梅がかぶるくらいの醤油を入れておくだけ。
それを冷暗所で保存し、2週間ほどで梅の風味がついた美味しい醤油が出来上がります。
醤油自体に梅の風味がつきますから、そのまま冷奴にかけると、
梅の香がしてさっぱりと美味しくいただけますから試してみてくださいね。
その他、そうめんやそば、お刺身にと何にでも
夏の暑い時期にぴったりのお醤油です。
そうめんに、麺つゆとして使うときは
・梅醤油大さじ2
・みりん大さじ1
・かつおだし1カップ
を鍋に入れて、沸騰させたらボウルなどに移して冷やせば出来上がりです。
下味に、梅醤油を使った鶏の唐揚げもおすすめですよ。
また、梅醤油は「種」からでも作ることができます。
実だけを使って余った種の活用法としてはもってこいですね。
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梅シロップで残った梅の活用法まとめ
残ってしまった梅シロップも、色々な活用法がありますから捨てずにアレンジしてみてください。
大量消費には、個人的には梅味噌がおすすめです。
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