毎年、秋のお彼岸の時期に花を咲かせる彼岸花。
その華やかな見た目とは裏腹に、なんだか怖いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな彼岸花の「花言葉」についてまとめました。
どうぞ、参考にしてくださいね。
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彼岸花の花言葉 赤い色
赤い彼岸花の花言葉はこちらです↓
情熱
彼岸花と言えば、パッと目を引く真っ赤な見た目が特徴です。
その見た目に由来して「情熱」という花言葉がつけられました。まさにピッタリですね!
情熱的な赤が一面に咲いている様子はまさに圧巻の眺めです。
ひだか巾着田(埼玉)や、早川渕彼岸花の里(群馬)など、
有名な彼岸花のスポットも全国に色々とありますので、一度遊びに行かれてはいかがでしょうか。
ちなみに見頃は9月中旬~10月上旬です。
悲しい思い出
情熱という熱い花言葉がある一方で、「悲しい思い出」という花言葉も持っている彼岸花。
その由来は、その短くはかない命にあると言われています。
お彼岸の時期になると、突如湧いたように現れる真っ赤な彼岸花。
実は1日10センチも伸びるという驚異的な成長を見せるのですが、その一方で花の寿命はとても短く、
1週間程で枯れてしまいます。
そのことから、「悲しい思い出」という花言葉がついたと言われています。
また、お彼岸の時期に咲く=亡くなった人を思う心
ということも、この花言葉がついた由来の一つであると考えられています。
独立
独立という由来は、彼岸花の花と葉が同時に咲くことがないという独特な成長スタイルから来ています。
・秋(お彼岸の時期)・・芽を出し、1日に10㎝というスピードで成長、一気に花を咲かせ1週間ほどで枯れてしまう。
枯れた後は、球根から葉っぱが伸びる。
↓
・冬・・葉っぱが伸びたまま冬越え
↓
・春・・光合成をして、球根に栄養を貯める
↓
・夏・・葉っぱを枯らして、休眠
↓
・秋・・開花
このように、彼岸花は夏は休眠、秋に花を咲かせるという珍しいサイクルの花です。
しかも、花と葉が同時に咲くことはなく、このことから「葉を見ず、花を見ず」という呼び名がついている程です。
「親である葉は子を知らず、子である花は親を知らない」
こういうことから、「独立」という花言葉がついたと言われています。
彼岸花の花言葉 白い色
白い色の花言葉はこちらです↓
白い彼岸花は、赤とはまた違って可愛らしい雰囲気がありますね。
想うはあなた1人
「白」という色は「純粋さ」をイメージさせることから、このような花言葉がついたと言われています。
また会う日を楽しみに
こちらも、「悲しい思い出」と同じく彼岸花の咲く期間が短いことに由来するものですが、
「悲しい」とはまた少し違って、「再会」という次への期待が込められた前向きな花言葉がつけられています。
彼岸花の花言葉 黄色
黄色い彼岸花の花言葉はこちらです↓
黄色い彼岸花は、赤や白とは少し違った花言葉がついています。
色が黄色になるだけで、全然違ったものになるのですね。
日本では、不吉で怖いイメージのある彼岸花ですが、
実は欧米などではこのようなイメージは全くないのです。
むしろ「誓い」や「親切な気持ち」と言った、良い意味での花言葉がついているのですよ。
ではなぜ、日本ではこうもマイナスなイメージがついてしまっているのでしょうか。
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彼岸花に怖いイメージがある理由
そもそも彼岸花という名前は、「お彼岸の時期に咲く」ことが由来になっています。
彼岸花は、お墓や田んぼ周りに植えられていることが多く、ちょうとお彼岸の時期に咲くことからも怖いというイメージに繋がっているのですね。
ですが実は、お墓周りに植えてあるのには意味があるのです。
彼岸花の根には毒があることは有名ですが、
その毒によってモグラなどをお墓に近づけないように、という役割があったのです。
田んぼの周りに植えられているのもこれと同じ理由です。
彼岸花は、むしろ田畑の植物をモグラなどの外的から守る「畑の守り神」だったのですね。
ですがその一方で、強力な毒を持つ彼岸花を子供達に触らせないようにと
彼岸花の怖い話を大人たちが伝えたという話もあります。
それが伝わって、今も怖いイメージがあるのかもしれませんね。
彼岸花の花言葉まとめ
彼岸花は、その毒性や、お彼岸にお墓周りに咲くことから「不吉」なイメージがありますが
その花はとても綺麗ですよね。
花言葉もマイナスなイメージばかりではなく、情熱や再会など明るく前向きなものもあります。
なんとなく彼岸花に対するイメージが変わってくるかもしれませんね^^
今年は、彼岸花の花畑を見に、お出かけになってみてはいかがでしょうか?♪
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