冬になると猛威を振るうインフルエンザ。
だいぶ回復してきたし、そろそろお風呂に入りたいな?
でも、他の人にうつしてしまったら大変。
インフルエンザって、お風呂でも感染するんでしょうか?
自分が入ったあとに家族が入っても、問題ない??
今回は、インフルエンザとお風呂についてそこらへんの疑問に迫りたいと思います。
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インフルエンザはお風呂でも感染する?
インフルエンザにかかった状態でお風呂につかると、なんとなく自分からうじゃうじゃとウィルスがお湯の中などに放出される気がします。
しかもお風呂って密閉された狭い空間なので、よーく換気しないとうつしてしまいそうで怖いですよね。
でも実は、そんな心配はご無用。
むしろ、お風呂は一番安全な場所だって言われているくらいなんですよ。
なので、お風呂に入るならお湯を入れ替えなきゃ!
などと心配することはありませんので安心してくださいね。
インフルエンザ患者と同じお風呂に入っても大丈夫な理由
何故同じお風呂に入っても大丈夫なのか、それはインフルエンザウィルスが高温多湿なお風呂の環境下では生きていけないからです。
生きていたとしても、お風呂の温度、湿度では、ほぼ感染力がない状態なので心配いりません。
インフルエンザの生存率は、「絶対湿度」という空気中に含まれる水蒸気の量が深く関係しています。
絶対湿度が低く、乾燥した状態ではウィルスが活動的になりますが、
絶対湿度が高い状態だと一気に感染力がなくなります。
インフルエンザの予防には、湿度を50~60%にとよく言われますが、お風呂の湿度は実に90%以上。
お風呂よりも、リビングの方がよっぽどうつる可能性が高いってことです。
それゆえ、お風呂に入る順番もさほど気にする必要はありません。
ですが、心配であれば、念のために自分が一番最後に入るようにしましょう。
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インフルエンザ患者がお風呂に入る時に注意すべきこと
同じお風呂に入る事で、他の家族にうつしてしまう危険はほとんどないのですが、気をつけておきたい点がいくつかあります。
●湯冷めには注意を
せっかくお風呂に入ったのに、湯冷めをすると症状が悪化してしまう可能性があります。
あまり熱めのお湯に浸かることは避け、脱衣所も暖かくしておくと良いでしょう。
体や髪もすぐに拭いて乾かすようにです。
●バスタオルの共有はNG
インフルエンザウィルスは、接触感染するため同じタオルを使うと感染する確率が高くなります。
バスタオルの共有・・はあまりないかと思いますが、念のために書いておきました。
なお、使用後は、普通に洗濯すればOKです。
インフルエンザウィルスは非常に壊れやすいので、下痢や嘔吐がなければ家族と一緒に洗濯しても問題ありません。
インフルエンザにかかってお風呂に入るときは、
・悪化しないように気を付けること
と、
・お風呂以外(脱衣所)などでの感染に注意すること
が大事です。
久しぶりのお風呂でついつい長湯してしまいそうになりますが、実はお風呂はすごーく体力を消費します。
体力を消費すると体が疲れて、インフルエンザウィルスと戦う力が減ってしまいますので、
ほどほどに入るようにしましょうね!
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まとめ
風邪とかインフルエンザに罹った時って、昔はお風呂には入っちゃいけない!って言われていましたよね。
でも最近では、風邪を治すためには反対にお風呂に入った方が良いって言われているんですよ。
確かに、体力消費とか、湯冷めには注意する必要がありますが、体中に付着したウィルスを洗い流すって意味でお風呂には入った方がいいのです。
(※高熱でふらふらするような時は×)
なぜ昔はお風呂に入らないように言われてきたのかはこちら↓に詳しくまとめています。
➡風邪の治し方熱がある時は?お風呂に入った方がいいって本当?
お風呂に入って、汗をかいた体をサッパリさせてあげましょうね^^
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