これって大丈夫?本当に花粉症なの?
いつもと違う鼻水が出ると、ちょっと不安になりますよね。
今回は、花粉症の時の鼻水の特徴と、黄色い鼻水が出る原因をお届けします。
もしかしたら、危険な病気が潜んでいるかもしれません。
心配なあなたは要チェックですΣ(・ω・ノ)ノ!
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花粉症の鼻水の特徴は?
花粉症の時に出る鼻水は、透明でサラサラ。
鼻から涙が出てるのか!ってくらい水のような鼻水が出ます。
ひどい時には、鼻にティッシュを詰めるか、上を向くかしないとタラタラと垂れてくるので非常に厄介です。
なぜこんなにサラサラな鼻水が大量に出てくるのかというと、体が、花粉というアレルゲン(異物)を、追い出そうとしているからなんです。
こちらの記事でもご紹介していますが、
>>花粉症で目の周りがかゆいときに効果がある4つの方法と対策
本当は有害でないものに対しても、過剰に反応して攻撃してしまうのがアレルギーです。
花粉を吸い込むと、本当は有害でないのに、有害だ!異物だ!
と、過剰に反応して、水のような鼻水で追い出そうと体が頑張っている結果なのです。
え?じゃぁやっぱり黄色い鼻水がでてると、花粉症じゃないの?
いいえ、実はそうとも限りません。
鼻水が黄色になるのは、いくつか原因があります。
花粉症で鼻水が黄色いのは実は風邪なの?
鼻水が黄色くなるのは、細菌やウィルスが体に侵入した際に、戦って死んだ白血球とウィルスの死骸が原因です。
これらの死骸は黄色い「膿」となり、鼻水と混ざり合って黄色い鼻水が出るというわけ。
黄色い鼻水というのは、体が何かしらと戦った=免疫が働いた証拠なんですね。
ですので、一般的に風邪をひくと黄色い鼻水が出ることが多く、風邪と花粉症を見分けるポイントだと言われています。
ですが、アレルギー性鼻炎の症状が強くなると黄色い鼻水が出ることもあり、一概に風邪だとは言い切れません。
(花粉症は、アレルギー性鼻炎の一種です。)
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黄色い鼻水が出る症状で最も厄介なのが、副鼻腔炎です。
蓄膿症とも呼ばれますが、非常にアレルギー性鼻炎と間違えられやすい病気です。
副鼻腔炎は、膿が鼻水と一緒にうまく排出されずに副鼻腔の中に溜まってしまうことにより、
鼻の周りや顔面の痛み、頭痛や歯痛などの症状が現れ、ひどい場合には、手術する必要があります。
黄色い鼻水が出る原因は、
これらの原因が考えられます。
では、それぞれの見分け方を最後にご紹介します。
今のあなたの症状に当てはめてみて下さいね(・ω・)ノ
花粉症と風邪の見分け方とは?
花粉症の場合も微熱が出ることがありますが、風邪のようにはっきりと高い熱が出るわけではありません。
ですので、高熱がでていれば風邪だと判断できます。
花粉症の特徴である目のかゆみは、風邪の場合には見られません。
目にかゆみがある場合は、花粉症を疑いましょう。
喉のかゆみがあるのが花粉症。痛みがあるのが風邪です。
その他、下痢や吐き気などの症状が現れたら、風邪だと思って対処しましょう。
また、副鼻腔炎の特徴として
・黄色からさらに緑色の鼻水がでることがある
・においがわかりにくい
・口や鼻から嫌なニオイがする
・鼻の周りや顔面、頭痛、歯痛などの痛みがある
こういったものがあります。
副鼻腔炎は、主に風邪や、花粉症などのアレルギー性鼻炎が引金になって起こると言われています。
鼻づまりと黄色い鼻水がなかなか治らないなぁと思ったら、すでに蓄膿症になっている可能性も。
しばらく続くようであれば、一度耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
まとめ
同じ鼻の症状なので、なかなか見分けがつかないこともありますよね( ;∀;)
私も花粉症とはながーいお付き合いですが、未だにわからないこともありますw
黄色い鼻水が出て、すぐに治ればよいですが、長引く場合は、悪化して蓄膿症になる前に病院へ行きましょう。
ちなみに、鼻を噛むときに、両方の鼻を一気に噛むと、副鼻腔炎になりやすくなります。
鼻を噛むときは、必ず片方ずつです。
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