風邪を引くととってもつらい・・一刻も早く治したいですよね(ノ_-。)
「風邪を引いた時は、どんどん汗をかいた方がいい!」
あなたはそんな風に教えられてきませんでしたか?
実はそれ、間違った考えなんです。
日々、医学は進んでいて、昔から言われてきた事が、実は間違いだったという事も珍しくありません。
もしかしたら、風邪を早く治そうと思ってしている事が、より悪化させる原因となっているかも。
今回は、風邪をひいた時の、"正しい治し方"についてまとめましたので、あなたも一緒にチェックしていきましょう(*´∀`*)
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風邪の治し方熱がある時は?
まず、冒頭にも書いた
・汗をたくさんかく
という方法ですが、これは間違いです。
おそらく、これを教えられた時、「汗をたくさんかいて、どんどん菌を追い出した方が早くよくなる」と、言われたと思います。
実際、私もやっていましたしね。かなり服を着込んで汗びっしょりに()´д`()
これは、昔から言われている、「発汗療法」というれっきとした方法なんですが、現在の医学ではオススメしていません。
むしろ、無理に汗をかくと、
という悪循環に。
では、現在の医学ではどんな方法を推奨しているのか、それは
つまり、身体を冷やすこと。真逆の事なんですね。
確かに今までも、おでこに冷えぴたを貼ったりして冷やしてはいましたよね。
でも、おでこを冷やすだけだと、全身の体温を下げる効果はありません。
クーリングで推奨される方法は、
「お腹は冷やしたらいけないって昔から言われてるけど!?」
と、驚かれるかもしれませんね。
ではなぜ、お腹を冷やすと効果があるのか、それはお腹の部分に一番太い血管があるからなんですね。
体温を下げるには、全身に巡っている血液の温度を下げる事が重要になってくるのですが、太い血管を冷やす事によって、
効率よく温度を下げる事ができるのです。
おでこには細い血管しかありませんから、おでこを冷やした場合と、お腹を冷やした場合とでは体温の下がり方には雲泥の差が見られます。
「お腹が弱いから、それはちょっと・・」という方は、お腹以外の太い血管の部分を冷やしましょう。
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など、くすぐったい所に比較的太い血管があります。
冷やす時は、冷やしたペットボトルや、タオルを使うと良いです。
注意していただきたいのが、これはあくまでも熱がある時の対処法だということ。
おでこを冷やすと、頭痛を軽減する効果はあります(◍•ᴗ•◍)
ですので、おでこを冷やす事が全く意味がないという事ではありません。
また、小さいお子さんや、お年寄りは、冷やし過ぎには十分注意してくださいね!
風邪を引くと、まだひき始めの内に、「解熱剤」が入った風邪薬を飲みたくなりますが、これは逆効果。
私達の体は、ウィルスが侵入すると、それをやっつけるために体温を上げて戦います。
体温が1度あがると、白血球の働きは5~6倍になると言われているんですよ。
ですから、体温が上がるという事は悪い事ではないのです。
つまり、体温を上げてウィルスと戦おうとしているところに、解熱剤を飲むとこの仕組みを壊してしまう事になるのですね。
ある程度体温を上げるという行為は、必要な行為だという事です。
ただし、高熱が続くと、脱水や痙攣を引き起こしたりしますので、解熱剤を飲んだり、先ほどの体を冷やす方法を行いましょう。
あくまでも、"ひき始め"には解熱剤は飲まないようにという事ですね。
風邪の治し方お風呂に入った方がいいって本当?
風邪を治すためには、実はお風呂には入った方が良いです。
「いやいや、さっき汗をかかない方がいいって言ったよね?」
と、つっこみたくなりますが(。>ω<)ノ
お風呂に入るのは、汗をかくためではありません。
風邪のウィルスは、口の周りだけではなく、実は、体中に付着しています。
ですから、そのウィルスを洗い流すためにお風呂に入るという事が大事なんですね。
でも、「風邪の時はお風呂には入らない方が良い」そう言われていた方も多いですよね!
それはなぜなのか?
これは、昔からの日本の風習に理由があるんです。
昔の日本では、お風呂は外にある事が多く、また銭湯に入りに行くという文化もあったんですね。
ですので、今とは違って、屋内と屋外の温度差で風邪が悪化してしまう という理由があったんです。
欧米諸国では、風邪の時でもお風呂に入るというのが一般的なんですよ(´∀`∩
ただし、高熱でふらふらするような時は控えてください。
長風呂も体力を消耗するので駄目です。
ぬるめのお湯につかるか、シャワーでぱっとすます程度にしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
風邪をひいて、熱を下げたい時には、
です。
早く風邪が治りますように(*>人<)
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