夫が血液検査でピロリ菌がいることが判明し、ピロリ菌の除菌を行うことになりました。
きちんと飲み会がない期間を狙って開始し、期間中はもちろん家でも飲みません。タバコも吸いません。
な・の・に
なんと、除菌失敗という結果に終わってしまったのです・・・。
タケキャブ(薬の名前)使ったら除菌率90%だって言ってたのに~~~!
さてそうなると、次は2次除菌へと進むわけですが
今回はその2次除菌に使う薬や副作用、成功率などをまとめていきたいと思います。
我が家のピロリ菌除菌奮闘記
2.胃カメラは痛くない?料金や麻酔は?当日の様子など体験談
3.ピロリ菌の除菌方法!使う薬や副作用 費用のまとめ【体験談】
4.ピロリ菌の呼気検査 前日は絶食!費用などの体験談まとめ
5.ピロリ菌の除菌に失敗した!2次除菌の薬や副作用 成功率はどのくらい?←今ココ
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◆目次◆
ピロリ菌の除菌に失敗した!
今回、除菌率約90%と言われるタケキャブを使った組み合わせで除菌を試みたのですが、なんと失敗に終わってしまいました。
本人が一番ショックかもしれませんが、嫁もショックです。
残りの10%に入るなんて、ココでその引きいらないから~~!
て、ことはさておき
なぜ失敗してしまったのでしょうか。
考えらえる理由として、一般的に言われているのは以下の3つです。
・喫煙やアルコールの摂取があった(胃酸の分泌が促進されるので、抗生物質が効きにくくなる)
→ない
・飲み忘れや途中でやめてしまった
→きちんと全部飲んだし、飲み忘れもなし
・耐性菌がいた
→きっとコレ
夫は、喫煙やアルコールもなし、飲み忘れもなくきっちり飲みましたのでこれらが失敗原因とは考えられません。
「先生にもちゃんと飲んだ?」
と、聞かれましたが
「飲みました!!」
と自信を持って答えました。えぇ。
なので、考えられる理由としては、ピロリ菌が除菌薬に対して耐性を持っていたという可能性です。
クラリスロマイシン耐性を持ったピロリ菌とは?
1次除菌では、ピロリ菌を除菌するために「クラリスロマイシン」という抗生物質を使います。
ところが、この「クラリスロマイシン」に対して、耐性を持ったピロリ菌が年々増加しているということが研究によって判明してきているのです。
具体的には、
2000年までは、耐性を持ったピロリ菌はおよそ8.7%
2007年以降は、34.4%にまで増えているとの研究報告があります。
ちょっと増えすぎですよね・・・。
耐性があるということは、その薬が効かないということです。
なぜ、このようにクラリスロマイシン耐性のピロリ菌が増えているのか気になりますよね。
実は、クラリスロマイシンというのは、「抗生物質」ですから普通に風邪をひいて病院に行っても処方される薬なんです。
ですので、今までに何度も服用してきたという人は、それによって自然と耐性を持つピロリ菌を育ててしまった可能性があるわけなんですね。
と、なるとクラリスロマイシンではピロリ菌の除菌ができないということになりますから、2次除菌は違う抗生物質を使ってピロリ菌をやっつけます。
ピロリ菌の2次除菌で使う薬は?
ピロリ菌の2次除菌では、クラリスロマイシンに変わって「メトロニダゾール」という抗生物質を使って除菌を行います。
失敗したら、より強い薬を使うような気がしますが、ピロリ菌の場合はそうではなくて種類が違う抗生物質を使うのです。
処方されたのはこちら
・アモキシシリンカプセル250mg
・フラジール内服錠250mg(メトロニダゾール)
・タケキャブ錠20mg
フラジールというのが「メトロニダゾール」です。今回の主役。
(フラジールが薬の名前、メトロニダゾールが一般名です。)
フラジール以外は前回と全く同じですね。
飲み方も前回と同じ、1日2回、朝・夕食後 7日間です。
アモキシシリンのみ1回3カプセル、他2つは1回1錠です。
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ピロリ菌の2次除菌の副作用は?
一般的な副作用は
・下痢
・頭痛
・味覚障害
・発疹
・嘔吐・悪心
・肝機能の数値の上昇
などが見られると言われています。
夫の知り合いも一次に失敗して二次除菌を行ったのですが、知り合い曰く、一次の時は何ともなかったのに二次の時はお腹がゆるかったとのこと。
それを聞いていたので、夫も身構えていたのですが
いざ蓋を開けてみれば全く何の副作用もありませんでした。
そうですね、あえて言えば「下腹部の膨満感」があったと言っていました。
格好よく言っていますが、まぁつまり「おなら」がしょっちゅう出たということです。
夫の場合はこんなんですが、もっと深刻な副作用が出る方も稀にいらっしゃいますので、お気を付け下さい。
ピロリ菌の2次除菌の成功率は?
さて、気になる2次除菌の成功率は、ボノピオン(2次除菌の3剤がセットになったもの)の添付文書によると98.0%だそうです。
脅威の除菌率ですね。
だけど、別の報告書によると今回使うメトロニダゾールに耐性があるピロリ菌を持つ人が全体の5%弱いるそうなので、安心はできません。
ピロリ菌の2次除菌にかかる料金は?
今回処方された薬の料金も書いておきます。
・アモキシシリンカプセル250mg(後発)
・フラジール内服錠250mg(先発)
・タケキャブ錠20mg(先発)
7日分の処方で1,700円でした。(3割負担・調剤代等含む)
1次除菌の時は、1,910円でしたので、少しお安くなりましたね。
ちなみに前回は、クラリスロマイシンが後発品でしたが、今回のフラジールは今のとこ後発品がないので先発です(2017.8)
あれ?先発なのに前回よりも安いのですね。
クラリスロマイシンは高い模様です。
ピロリ菌の2次除菌まとめ
と、いうことでピロリ菌の2次除菌についてでした。
今は、薬を飲み終わったのでまた6週間後にいなくなったかどうかの検査に行きます。
ちなにみ、もしも2次除菌で失敗したら3次除菌になるのですが、
3次は保険適用外で完全自己負担になる上に、今の病院では実践してないらしいんです(/_;)
そうなると困るので・・・どうか今回の除菌でうまく行っていますように!
追記
2次除菌成功しました。
これまでにかかった費用などをこちらの記事にまとめました↓
我が家のピロリ菌除菌奮闘記
2.胃カメラは痛くない?料金や麻酔は?当日の様子など体験談
3.ピロリ菌の除菌方法!使う薬や副作用 費用のまとめ【体験談】
4.ピロリ菌の呼気検査 前日は絶食!費用などの体験談まとめ
5.ピロリ菌の除菌に失敗した!2次除菌の薬や副作用 成功率はどのくらい?←今ココ
6.ピロリ菌の検査や治療にかかった費用や期間流れのまとめ
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