手作りで梅干しを作るとき、赤い梅干しにするには「赤紫蘇」を使いますね。
今回は、その赤紫蘇を入れるタイミングや作り方、使った後の赤紫蘇の活用法をご紹介したいと思います。
スポンサードリンク
梅干しの赤紫蘇を入れるタイミングや作り方!
赤紫蘇を入れるのは、梅酢が上がって、土用干しをする前のタイミングです。
梅干しの塩漬けをしてからおよそ2週間後が目安ですよ。
赤紫蘇につけることで、色鮮やかな梅干しになるだけでなく、赤紫蘇の殺菌効果によって保存性も高まるので一石二鳥です。
赤紫蘇の下ごしらえはやや面倒ですが、真っ赤な梅干しのために頑張りましょう。
赤紫蘇の下ごしらえの方法と作り方
【材料】
・赤紫蘇・・100g(梅の20%)
・粗塩・・18g(赤紫蘇の20%)
・白梅酢・・大さじ3~4
スーパーなどで販売してある赤紫蘇は、枝付きのものが多いです。
このうち使うのは、葉の部分だけです。
ですので、1袋300gくらい入っていたとしても、実際に使える部分は(葉だけ)150g程になりますので、よく考えて購入されてくださいね。
【下ごしらえ】
①枝から赤じその葉を摘み取ります
葉だけですから、軸の部分も取り除いてください。
また、乾燥しているものや小さすぎるもの、色が緑がかっているものなどもこの時点で取り除いてください。
傷んだ葉を使うと、雑菌が繁殖する原因となります。
②摘み取った葉をたっぷりの水で3回ほど洗う
大き目のボウルなどの摘み取った赤じその葉を入れ、たっぷりの水でしっかりと洗います。
泥や汚れをきちんと落としたいので、3回くらい水を変えて洗いましょう。
③水気をしっかりときる
赤じその水気は十分に切らなければいけません。
サラダスピナーがあればそれを使いましょう。一番簡単で確実です。
お持ちでなければ、綺麗な洗濯ネットや木綿の袋などを使って水気を切りましょう。
④アク抜き1回目
アク抜きを行います。
よく水気を切った赤じそをボウルに入れ、分量の半分の塩を全体にまぶし、手でもみます。
ギュッと押してアクを出し、絞った赤紫蘇は取り出します。
出てきたアクは捨てます。(※1回目のアクは黒っぽい色をしています。)
⑤アク抜き2回目
2回目も1回目と同じ要領です。
残しておいた半分の塩を赤紫蘇のまぶして、手で押すようにしてもみます。
絞ってアクを出したら赤紫蘇を別容器に移して2回目のアクも捨てます。
⑥取り出した赤紫蘇に白梅酢を加える
梅酢は、塩漬けで上がったものをそのまま使います。
もみほぐすと、梅酢が赤く染まってきます。
【梅干しにのせる作業】
⑦塩漬けにしている梅干しの上に敷き詰める
赤じその色が鮮やかになったら、塩漬けしている梅干しの上に平に敷き詰めます。
⑥で出た赤い梅酢も一緒に戻しましょう。
⑧中蓋、重し、紙蓋をして、再び冷暗所、または冷蔵庫で保存
ときどきカビが生えていないか確認しながら、土用干しまで保存しておきます。
2週間程で、梅干しも真っ赤に染まります。
梅雨が明けたら土用干しです。
【土用干し】
赤紫蘇と梅の汁気を切り、ザルに間隔を開けて並べる。
正午くらいに一度、上下をひっくり返して、夕方4時頃に室内に取り込みます。
1日目は、梅酢の入った容器に戻し、2日目以降はザルのままでOKです。
これを3日間繰り返せば出来上がり。
スポンサードリンク
梅干しに使った赤紫蘇の活用レシピ!
赤い梅干しに使った赤紫蘇は、土用干しの時に一緒に干して乾燥させ、砕いてゆかりにするのがオススメです。
ふりかけとして、ご飯のお供に、おにぎりにしても美味しです。
作り方は色々とありますが、2つ程クックパッドからピックアップしてみましたので、お好きな作り方で作ってみてください。
電子レンジと、ミキサーやすり鉢を使って↓
オーブンと、すり鉢を使って↓
梅干しの赤紫蘇を入れるタイミングや作り方のまとめ
土用干しをした時の、干し上がりの目安は、
摘まんだ時に、皮が果肉からすっと離れる感覚があればOkです。
仕様した赤紫蘇は、ぜひ乾燥させてゆかりとして食べてみてくださいね!
カビ対策はこちらにまとめています↓↓
★梅干しにカビが生えたときの対処法!原因や生やさないためのポイント
スポンサードリンク