夏になると、もう車の中は暑すぎて
エアコンをガンガンつけないと乗っていられませんよね。
でもちょっと気になるのが、ガソリン代。
こんなにガンガンつけちゃってるけど
ガソリンってどのくらい消費してるんだろう・・・。
そこで今回は、この気になるエアコンのガソリン消費量について調べました~。
風量や温度によっても変わるのか?
この辺りも解説していますので、どうぞ参考にしてください♪
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◆目次◆
車のエアコン ガソリンの消費量はどのくらい?
家庭用のエアコンと違って、車の場合はガソリンを使ってエアコンを動かしています。
(ハイブリッドの場合はまた少し違います。)
なので、エアコンを使うと当然ガソリンを多く使うことになるのですが、
一体どのくらい消費しているのかというと・・
【燃費悪化率】
夏場・・25~35%
春秋・・10~20%
冬・・2~10%
だいたいこのくらい燃費が悪化すると言われています。
もちろん、
気温、車の種類や走り方など様々な条件によって異なりますので
あくまでも参考までにということになります。
これだと少しわかりにくいので、もう少し解りやすく
具体的に計算してみます。
条件は以下です。
・燃費が15km/lの自動車
・燃費悪化率を25%
・ガソリン1L=140円
通常1Lで15km走る、ガソリン代は140円
が25%悪化するので
同じ15km走るのにガソリンが1.25L必要になる
つまり1.25Lで15km走るので、ガソリン代は175円
この条件の場合
15km走ると35円余分にかかるという計算になります。
家の車の燃費に当てはめて考えてみると
だいたいの目安がわかるのではないでしょうか。
ちなみに、数年前にカタログに掲載されている燃費とは違う
実際の燃費っていうのが発表されていました。
いやーカタログの燃費って詐欺じゃない??
と、思える結果で実際は大して燃費が良くない車もあったようですが
参考までにいくつかピックアップしてみます。
・ムーブ(ダイハツ)/16km/L
・タント(ダイハツ)/15.2km/L
・ワゴンR(スズキ)/15.7km/L
・ハスラー(スズキ)/19.3km/L
・ekワゴン(三菱)/15.5km/L
・フィット(ホンダ)/15.3km/L
・ノート(日産)/14.6km/L
・キューブ(日産)/13.2km/L
・インプレッサ(スバル)/10.2km/L
・ヴィッツ(トヨタ)/14.6km/L
・クラウンマジェスタ(トヨタ)/14.6km/L
車のエアコン代は家のエアコンの電気代よりも高い
ちなみに、車のエアコンをつける場合
かかるガソリン代と家庭用エアコンにかかる電気代とを比べると
かなり車のエアコン代がかかっていることに気づきます。
先ほどの条件(15kmで35円悪化)
時速60km/hで1時間走った場合、単純計算で140円かかることになります。
いまどきの家庭用エアコンは1時間で3~20円程(6~9畳用の場合)ですから
かなり差がありますよね。
電気代とガソリン代の違いっていうのはありますが
実は、車に取り付けられてるエアコンの能力は、家庭用に比べてずっと強力に作られいて
家庭用エアコン16畳用くらいの能力があるんです。
車はせいぜい2.5畳くらいですから、結構強力なエアコンが搭載されているのがわかります。
この理由は、車が家とは違って断熱がされていないから。
強力なエアコンでないと、全然冷えないよー
ということで、その分燃料(ガソリン)も使うというわけ。
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車のエアコンは温度や風量で燃費が変わるのか?
エアコンの燃費を少しでも良くしようとして
風量を小さくしてみたり、温度を高く設定してみたり
気分的には節約している気分になりますよね。
実際のところ、風量は微々たる影響力だが
設定温度はやや燃費に関係するっていうのが正解の模様。
車のエアコンをつけるとガソリンを食うのは、
エアコン、つまりA/Cのスイッチを入れることでコンプレッサーが動くからです。
このコンプレッサーというのは、気体を圧縮して送り出すための機械で
車のエアコンには欠かせないものです。
コンプレッサーで圧縮された気体は、エバポレーターという装置で冷やされて
ファンによって車内に冷たい空気が排出されます。
ファンは、扇風機と同じで風量が多いか少ないかはファンの力によりますが
その差は微々たるもので、ほとんど燃費には影響ありません。
一方で、エアコンの設定温度ですが
これは高すぎても低すぎても燃費への影響は同じくらいで
日本車だと25℃のAUTOにしておくのが燃費が良くなるのだとか。
(欧州車は22℃)
実はカーエアコンの温度調節は
冷やされた空気に、エンジンの熱を合わせて設定温度になるようにしています。
『内気』にしている場合、設定温度を高い温度にしているとその暖かい空気をまた冷やさなければいけないので
無駄にエネルギーを消費するという悪循環に。
AUTOにしていると、設定温度に達したらエアコン(コンプレッサー)を切ってくれるので
切っている間はコンプレッサーが作動しない=ガソリンを食わない
となるので、温度調節は高すぎず低すぎず、適切な温度にしておくと
燃費への影響が良くなります。
最近多いハイブリッドなどの電気を使う車の場合はコンプレッサーを
走行用バッテリーの電力を使って動かすので(その分EV可能走行距離が減る)
ガソリンを使って動かす従来型のエアコンよりも燃費は良くなると考えられます。
ガソリンはENEOSカードがお得
ガソリンを入れる時はどうやって入れてますか?
手持ちのクレジットカード?
現金?
色々あると思いますが、私はENEOSカードを使って入れています。
ENEOSカードを使ってENEOSでガソリンを入れると、お得にガソリンを入れることができるからです。
ENEOSカードには、S、P、Cと種類があって
私が使っているのはSタイプ。
1年間の間に1度使えば年会費無料、ガソリンを入れる時は常に2円/L引きになります。
使うガソリンの量によって、どのカードがお得かは変わってきます。
自分の場合はどのカードが得なのかは、ENEOSカードのサイトで簡単に診断できます。
参考までに
140円/Lで1ヵ月に30L給油する場合はSカード
60L給油する場合はPカードがお得です。
ただ、Pカードはポイントでの還元になるので
(1000ポイント=1,000円でキャッシュバックに使える)
後日、貯まった時に交換する作業を忘れそうな人は
Sカードの方がおすすめですよ。
エアコンの燃費だけでなく
どうせならガソリンもお得に入れちゃいましょ。
何も割引なしなんて、勿体ないですよ。
車のエアコン ガソリン消費量のまとめ
以上、車のエアコンのガソリン消費量についての紹介でした。
エアコン(特に冷房)は結構ガソリン代がかかってる
ってことがわかりましたね。
そこで続いては、
少しでも燃費を上げるためのエアコンの使い方のコツ
を紹介します!
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