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お釈迦様ブッタの誕生日はいつ?花祭りや甘茶でお祝いするよ

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イエスキリストの誕生日は12月25日。
キリスト教でない私達でも、クリスマスと称してケーキを食べたりパーティを開いたりしてお祝いしますよね。

でもじゃぁ、仏教の始祖であるお釈迦様の誕生日は?
とふと疑問に思ってしまった私。
お祝いどころか、誕生日も知らないって人がほとんどじゃないでしょうか。
仏教徒なのに。

ということで、仏教の始祖、お釈迦様の誕生日について色々と調べたことをまとめます。

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お釈迦様ブッタの誕生日はいつ?

お釈迦様のお誕生日は・・・4月8日です。

詳しい資料が残っていないので、ハッキリと特定はできていないそうなのですが
今から約2600年前の紀元前463年4月8日に産まれたというのが有力な説になっています。
お釈迦様は春の生まれなのですね~。

お釈迦様が生まれたのは、インドの北部、現在で言うネパールです。
父は、浄飯王(じょうばんおう)、母はマーヤーという名前で、隣国コーリヤのお偉いさんの娘さんだそうです。
父、浄飯王は、釈迦族の王様です。
つまりお釈迦様は元々王族だったのですね。
元から偉かったわけです。知りませんでした。

王族なだけに、結構裕福な暮らしをしたいたようで
二つの専用宮殿や贅沢な衣服・世話係・教師などを与えられていたとのこと。
そのお陰で、教養と体力、両方を身に着けた立派な青年として育ったと言われています。
まさに文武両道。

そんなお釈迦様の誕生日である4月8日には、日本では知らない人も多いと思いますが
実はちゃんとお祝いが行われているんですよ。
それが、花祭りです。


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お釈迦様ブッタの誕生日は花祭りや甘茶でお祝いするよ

花祭りは、4月8日にお釈迦様の誕生をお祝いするために開かれるお祭りです。
別名、灌仏会(かんぶつえ)とも言います。

花祭りとは?

本当は、旧暦の4月8日なのですが
日本では、原則として現代の4月8日に行われることになっています。

花祭りでは、お花で華やかに飾られたお堂『花御堂』の中にいらっしゃるお釈迦様の像に
柄杓を使って甘茶をかけたり、飲んだりしてお祝いします。

甘茶(あまちゃ)とは、文字通り甘ーいお茶で、昔からお花祭りのときに使われる神聖なお茶とされてきました。

甘茶は、砂糖の1,000倍もの甘さなのに、カロリーは0なので
ダイエットや糖尿病の方にも人気のお茶です。
後は、抗アレルギーの効果もあるので、花粉症の方で飲んでいらっしゃる方は多いみたいですよ^^

 

なぜ甘茶を使用するのか、というのは
お釈迦様が産まれた時に、9匹の龍が現れ、天から花と甘露の雨を降らせた
ということに由来します。
甘露の雨が降った様子を、甘茶で表現しているということですね。

ちなみに、甘茶を使うようになったのは江戸時代からで、それ以前は五香水、五色水という香水を使っていたそうです。

お釈迦様の誕生エピソードと花御堂の由来について

花祭りでは、お釈迦様のいらっしゃる御堂をお花で飾るのですが
これは、お釈迦様が誕生した時のエピソードに由来しています。

お釈迦様が産まれる時、母親のマーヤー様は里帰りしようとしていたんですね。
(昔から里帰りってあったんだな)
ところが、帰っている途中で産気づいてしまい、道中でお釈迦様を産むことになってしまったのです。
その産まれた場所が、王宮の果樹園であったルンビニ園という所でした。

このとき、ルンビニ園の花は満開で、その花の中で産まれたことから
花祭りと呼ばれ、お堂をお花で飾るようになったのです。

ちなみにルンビニ園は、ネパールにあり、ブッタ誕生の地として世界遺産に登録されていますよー。
いつか行ってみたいですね。

それと、マーヤーさんはお釈迦様を産んだあと、7日後に亡くなっています。
母亡き後、お釈迦様はマーヤーの妹であるマハーさんに育てられたそうです。

お釈迦様と天上天下唯我独尊の本当の意味

花御堂の中にいらっしゃるお釈迦様は、よく見ると『天上天下唯我独尊』の立ちポーズをしていらっしゃいます。
お釈迦様が産まれた時に、右手で天を指差し、左手で地を指差して言ったとされる言葉ですね。

この言葉、意味をよく間違えられてますが
この世で自分だけが唯一尊い存在だ!という偉そうな意味では決してありません。

・この世の一人一人が尊い存在である
・自分という存在は誰にも変わることのできない人間として生まれており、この命のまま尊い

というのが本来の意味で、つまりは元々特別なオンリーワンってことですね。

お釈迦様の誕生日についてのまとめ

意外と知らないお釈迦様の誕生日についての紹介でした~。
お釈迦様の誕生日は4月8日説が有力です。
神社仏閣では、この日に花祭りを盛大に行っている所もありますから
おでかけしてみてはいかがでしょうか。

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