毎年7月1~15日に行われる「博多祇園山笠」
博多どんたくと並ぶ、博多を代表するお祭りの一つで、例年多くの人で賑わいます。
全国のお祭りの中でも、とても荒々しく、九州男児らしい熱いお祭りではないでしょうか。
そんな博多祇園山笠の見せ場となるのが最終日の追い山です。
今回は、その追い山を見るオススメスポットについてご紹介していきます!
スポンサードリンク
博多祇園山笠!
さて、博多祇園山笠と言えば、締め込み(ふんどしみたいなもの)
を身に着けた男たちが全力で山笠をひき、そのタイムを競い合うという荒々しいお祭り。
ですが本来は、櫛田神社への奉納行事なんですね。
なので、福岡市民のお祭りのように見えますが、実際は山笠の地域に住む人しか参加できない(山を曳けない)
由緒正しきお祭りなのです。
その中でもメインである追い山は、
櫛田神社にある清道をぐるりと廻る「櫛田入り」に始まり、その後博多の街約5kmを駆け回り、
廻り止め(ゴール)の奈良屋町を目指します。
山笠は全部で8つ。
それぞれ「櫛田入り」と「コース」のタイムを競います。
博多山笠追い山を見るおすすめの場所
さて、そんな博多山笠のメインイベント「追い山」を見るためのおすすめの場所をご紹介していきます!
櫛田神社には、追い山を鑑賞するために桟敷席が設けられます。
上の動画で座っている人達ですね。
ここのチケットが取れれば一番楽に綺麗に、そして座って鑑賞することができます。
が、チケットの入手は非常に困難です。
販売は、櫛田神社のみで、6月26日午前9時からとなっています。
ネットとか、コンビニでの発売はありませんので、ここで並ぶしか方法がありません。
しかも、結構なお値段にもかかわらず、販売開始30分で売り切れるほどの人気なので、
ゲットできたらラッキーと言う感じでしょうか。
【料金】
・追い山の桟敷席券・・・1枚6000円(1人1枚限り)
・追い山ならしの桟敷席・・・1枚3000円(1人2枚まで)
※どちらも300枚限定です。
それ以外は山笠が通るルートに沿って見学することになります。
どの場所も、それぞれ楽しみがありますが、
中でもおすすめの場所を2ヶ所ご紹介しますね!
ここは、道が狭く、山が通れるほどギリギリの所を通過するので、走り抜けていく山を目の前で見ることができます。
それ故に、勢い余った舁き手や、後追いの人達が飛び込んできたり、
水がばんばんかけられたりするので、濡れる事は覚悟しておく必要があります。
安全に見たいなら大博通りがおすすめ。
歩道が比較的広いので、ゆっくり見学できます。
小さいお子さんや、高齢の方にはこちらの場所が良いでしょう。
以上、追い山を見るおすすめの場所でした!
追い山を見られる日は、午前4時59分という早朝にもかかわらずすごい人出です。
最前列で見たいという場合は、1時間くらい前から陣取っておかないと、なかなか厳しいものがあります。
特に、櫛田神社前は、中に入れなかった人達が櫛田入りの雰囲気を味わおうと集中するので、
それ以上前からスタンバイしておかないとかなり厳しいでしょう。
とにかく混雑する最終日の追い山ですが、実は、この日以外でも追い山を見る事ができます。
もう少し混雑を避けてゆっくり見たいということであれば、
追い山ならしがおすすめです。
スポンサードリンク
博多山笠の追い山ならしとは?
博多山笠の追い山ならしとは、15日の本番「追い山」に向けてのリハーサルの日です。
本番よりも若干距離が短くなりますが、
この日も、櫛田入りや、コースどちらも所要時間を計測するため、
もちろんみなさん本気です。
本番と変わらない様子が見られますよ!
また、追い山は、早朝からですが、こちらは午後3時59分からなので、
見やすい時間帯というのもポイントですね。
追い山の桟敷席券のところに書いていますが、
追い山ならしの日も、櫛田神社で観覧するためには、桟敷席券が必要になります。
そうそう、
追い山は午前4時59分
追い山ならしは午後3時59分となんだか中途半端な時間ですよね。
これは、一番山笠が、全チームを代表して「博多祝い唄」を歌うからなんです。
その時間を考慮しての1分なんですね。
まとめ
博多山笠が行われる期間は、梅雨時期。
なので、雨が降ることも多いのですが、さすが九州男児のお祭り。
そんなことくらいでは中止になったりしません。
大雨になろうと、台風が来ようと決まった日に行われます。
実際、戦後一度も中止になったことはないそうですよ!
さすがですね。
ものすごい人出ですが、非常に見応えがあるお祭りです。
楽しんできてくださいね☆
スポンサードリンク