今年結婚をしたので、結婚報告を兼ねて年賀状を送るという方も多いですね^^
しかし、喪中になってしまった という方もいらっしゃると思います。
こういう時、どうしたら失礼にならないでしょうか?
今回は、喪中はがきと結婚報告が重なってしまった時にどうしたらいいのか、マナーや喪中の範囲などについて書きたいと思います。
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喪中はがきと結婚報告が重なったらどうする?
そもそも喪中はがきとは、その年に、近親者に不孝があった場合に出すはがきで、
「今年は近親者の喪に服するため、年始の挨拶や年賀状を送る事は控えさせていただきます。」という旨を事前にお知らせするものです。
喪中には、大事な人が亡くなって新年のお祝いをする気持ちになれないという気持ちが込められていますから、
当然、そのようなはがきに、結婚報告などの、おめでたい文言を入れる事は絶対にNGです。
では、今回のように、結婚報告と重なってしまった時はどうしたらいいのでしょうか?
そういう場合は、喪中はがきを優先するのが一般的なマナー。
その後、改めて寒中見舞いとして結婚報告はがきを出すようにします。
寒中見舞いは、1月8日~2月4日(立春)の頃までに届くようにだすようにしましょう。
寒中見舞いで結婚報告をする時の例文は?
では、寒中見舞いで結婚報告をする時、どんな点に注意して書いたらいいのでしょうか?
例文と一緒に見てみましょう!
ポイント①季節の挨拶
ポイント②報告が遅れた旨をあいさつ文に加える
ポイント③結婚報告のあいさつ
ポイント④相手の体を気遣うメッセージ
ポイント⑤文末に年号と月を記入
以上の点を基本にして、作成しましょう。
もしも、喪中はがきを出しておらず、年賀状をいただいた方がいらっしゃったら、
- このたびはご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございました。新年のご挨拶が遅くなり申し訳ございません。
などと、年賀状へのお礼の言葉を付け加えましょう。
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喪中はがきに、おめでたい文言を入れるのはNGなのと同じで、逆に結婚報告はがきに、ご不孝に関する文言はNGですので
喪中による断りを追記する必要はありません。
受け取った人は、年賀状の時期に寒中見舞いが届けば事情を察してくれます。
ちなみに、相手が喪中の場合で年賀状が送れなくても、寒中見舞いという形で報告すると喜ばれるようですよ。
また、寒中見舞いは年賀状ではなく、官製はがきを使いましょう。
派手でなければ、写真はいれてもOKですが、これについては賛否両論。
「喪中なのに写真・・」と思われる可能性もありますので、のせない方が無難ではあります。
喪中はがきを出すのはどこまで?
では最後に、喪中はがきを出すのはどこまでか?という事について。
喪中はがきを出す近親者の範囲は、一般的に、1親等と2親等までと言われています。
1親等・・・親、子、配偶者の親、子の配偶者(1年間喪中)
2親等・・・祖父母、配偶者の祖父母、兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹、孫、孫の配偶者(3ヶ月間喪中)
ですが実際は、この喪中の範囲というのは、少し難しくて、例えば2親等は本来「3ヶ月間喪中」ですが、1年間喪中とする人がほとんどです。
2親等以内でも、長期間疎遠であったり、不仲であったりする場合は出さない人もいたり、
逆に3親等でも、親しくしている人の場合や、同居している場合は喪中はがきを出すという人もいます。
ここで考えるべきことは、そもそも喪中はがきとは、
「大事な人が亡くなって、とてもおめでたいという気持ちになれないので、新年のお祝いの挨拶はどうか控えさせてくださいね」
という気持ちが込められているという事。
つまり、一般的には2親等までの範囲だけど、「先に述べた気持ちが伴う人の場合に喪中はがきを出す」というのも1つの考え方です。
最近では、可愛がっていたペットが亡くなってしまったので、喪中はがきを出すという方も増えているようです。
これは、送る相手を選ぶべき特殊な例かもしれませんが、要は、大事なのは「気持ち」という事ですね。
まとめ
結婚生活という新たなスタート、迷う事も多いと思いますが、
しっかりとマナーを確認して、勉強しておくと、今後もきっと役立つはずですよ(^_^)v
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