甘酒が流行っていますね。
美容に効果的ということで、私も飲んでみることにしました。
市販のものだと添加物が多いので、せっかく飲むならと自分で作って飲んでいます。
甘酒を作る方法として一番有名なのが炊飯器を使った方法なのですが、これだと8時間くらい保温のままにしておく必要があるのです。
その間炊飯器は使えませんし、電気代もかかるので、私の中で炊飯器はないなという結論に至りました。
そこで辿り着いたのが、魔法瓶を使って作る方法です。
炊飯器のように、電気をつけっぱなしにしておく必要もありませんので経済的ですし、
何よりそのまま飲むことができます。
夜作っておいて、朝から会社に持っていくことも可能です。
簡単ですので、ぜひ作ってみてくださいね。
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甘酒の作り方!米麹と魔法瓶で簡単に作る方法
米麹で甘酒を作るには、温度管理がとても大事です。
米麹で甘酒を作る方法は、色々なサイトで紹介してありますが、「50℃~60℃で8~10時間保温する」と解説してあります。
甘酒は、含まれる麹菌や酵素が発酵することで栄養価が高まりますが、加熱し、高温になると死滅してしまいます。
また、甘酒を甘くしてくれる"糖化酵素"の働きが、55~60℃くらいで最も進むと言われているため、
上記のように50~60℃で8~10時間保温して作るのです。
最初にも書きましたが、これだけ長い時間、炊飯器を占領しておくのは経済的ではありません。
そこで同じ"保温が効くもの"として魔法瓶を使って、簡単に甘酒を作ってしまいましょう。
米麹と魔法瓶で甘酒を作るのに準備するもの
まずは、準備するものです。
・米麹
・魔法瓶
・鍋(ミルクパン)
・温度計
・量り
米麹には、乾燥麹と生麹の2種類あります。
乾燥麹は、水分を飛ばしたもので日持ちするため、スーパーなどでも良く見かけます。
生麹は、名前の通り「生」なので、日持ちはしませんが、乾燥麹よりも生麹の方が、活性が高く、デンプンをぶどう糖に変える力が強いと聞いたので、私は生麹を使っています。
スーパーでは売っていないので、私は楽天で購入しました。
最後にまとめてリンクを貼っておきますね。
米麹の期限についてですが、
乾燥麹は、常温で数ヶ月。(サイトによっては1年くらい持つとも書いてありました。)
生麹は、冷蔵庫で約3週間ですが、冷凍しておけば約3ヶ月くらい持ちます。
菌は、70℃以上になると死んでしまいますが、反対の冷凍では死にませんので大丈夫です。
冬眠状態になるので、使う時は起こしてあげます。
ですが、何度も冷凍解凍を繰り返すとダメージになるので、使う分量ずつ小分けにしておいて、使う時に使う分だけ解凍するようにします。
解凍は、冷蔵庫に2時間くらい置いておきます。
また、温度計は必須です。
そこまで高くありませんので、これから甘酒を作る予定であれば購入しましょう。
魔法瓶も、しっかりと保温が効くタイプのものを準備してください。
サーモス、タイガー、象印などがおすすめです。
鍋は、少量ずつ作るなら、ミルクパンのように小さい鍋があると便利です。
鍋から、魔法瓶に移すときに、注ぎ口がある方が入れやすいので、注ぎ口があるタイプを購入しました。
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米麹と魔法瓶で簡単に甘酒を作ってみよう!
【分量】200cc
生麹・・100g
水・・100ml(150ml)
甘酒を1日に飲む量は、コップ一杯、200ccくいらいが適量だと言われています。
上記の分量は1日分の分量です。
私は、飲む毎に作ることにしているので、1回分の分量ですが、何日分かまとめて作りたい人は分量を調節してみてください。
大量に作る場合は、魔法瓶のポットが良さそうです。
作った甘酒の日持ちは、冷蔵庫で約1週間ほどです。
火入れ(70度で10分くらい加熱する)をすると、冷蔵庫で2週間~1ヶ月持つようになりますが、菌は死んでしまいます。
十分な効果を得たい場合は、「生」のまま飲む方がおすすめです。(スーパー等で販売してあるものはほとんど火入れしてあるものです。)
麹菌を生きたままにするためには、火入れよりも冷凍保存がおすすめです。
作った甘酒をジップロックや製氷機などの保存容器に入れて冷凍保存しておくと、3ヶ月くらいは持つと言われています。
ただし、冷蔵庫に保管した時もそうですが、解凍後の温めには注意してくださいね。70℃以上になると、死滅してしまいますので。
麹によっては、1:1では水分が蒸発したり麹が吸ってしまって、水が足りない場合があります。
麹を入れたときに、全然水分が足りないな!って場合は追加してあげてください。
私は、麹100に水150くらいで作ることが多いです。
①鍋に水を入れる
②火にかけて、温度を65度くらいにあげる
③麹を投入すると温度が下がるので、再び65℃くらいになるまで温度を上げる
【ポイント】
★麹を入れたら、接触面だけが熱くなりすぎないようにかき混ぜながら温度調節すること
④魔法瓶に移して、温度を確認(足りてなかったら温め直し)
⑤8~10時間放置で出来上がり
とても甘い甘酒が出来上がります。
写真を撮るために、コップに移してますが、普段は魔法瓶のまま飲んでいます。
魔法瓶は、炊飯器と違って自動でずーっと温度をキープしてくれるわけではありません。
夜作って朝になるとやはり温度は下がっています。
とは言っても、50℃くらい(私の場合)ですからものすごく下がるというわけではありません。
温度が低すぎると、発酵が進まずに甘くない甘酒になると言われていますが、十分に甘いです。
気になる場合は、朝からもう一度温め直して魔法瓶に入れておくと発酵が進むと思います。
また、
・魔法瓶に入れる時に65℃と少し高めの温度にしておくこと
・使用する前に一度魔法瓶自体をお湯で温めておくと温度が下がりにくい
・魔法瓶はピッタリサイズの方が温度が下がりにくい
なども考慮してみてください。
米麹と魔法瓶で簡単に作る甘酒の作り方まとめ
では最後に、私が使ったものを紹介します。
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↑熊本県産のお米を使った、100%無添加の生麹です。
人気のためか、発送までに少々時間がかかりますが、かなり製法にもこだわって作られているようです。
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温度が定まるまでに、少々時間がかかりますが問題なく使えます。ボタン電池式です。
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↑タイガーの魔法瓶350mlです。
マグタイプで飲み口も広く、鍋から甘酒を移す時も楽です。
甘酒は、好き嫌いがありますね。
私も本当は苦手だったんですが、慣れてくると不思議と美味しく感じてくるものですね。
昔は苦手だった・・という方も一度試してみると案外いけるかもしれませんよ^^
美味しい甘酒、作ってくださいね☆
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