ヤマトのメール便が廃止になり、その代わりとしてよく使われているのが
日本郵政のクリックポストです。
クリックポストのサービスが開始されてもう2年くらいたつのですが、それでもメール便程の知名度はありませんでした。
ですが、最近ではメルカリなどのフリマアプリを使う人が増えていて、それに伴い安くて使いやすいクリックポストを利用する人が増えているようです。
そこで今回は、クリックポストって何なの?配達日数ってどのくらい?
クリックポストは使いにくいって言う人もいるけど、本当のところはどうなの?
こういった部分についてまとめました。
オークションやフリマアプリなどで、クリックポストが気になっているあなた、必見ですヾ(´∇`*)
スポンサードリンク
クリックポストとは?
クリックポストとは、
自分で印刷したラベルを貼り付けて、ポストに投函するっていう方法で送ることができるサービスです。
(サイズによりポストに入らない場合がある。郵便窓口でもOKです。)
郵便ポストに投函ってところが、とーっても便利ですね。
・どのくらいの大きさまでいいの?
・料金は?
などなど、気になる点も多いと思いますので、もう少し詳しくみていきましょう。
基本情報はこんな感じです⇓
【料金】日本全国一律185円
【大きさ】長辺34㎝以下、短辺25㎝以下、厚さ3㎝以下
【重さ】1kgまで
クリックポストで送る場合、上記の範囲以内であれば大きさ、重さに関係なく一律で185円となります。
送り先が遠くても近くても、どこへ送っても185円となります。
2018年9月1日より料金が164円→185円(税込)に変更になりました。
詳細やメルカリでの代替案はこちらで解説しています。
また、厚さは3㎝まで対応可能です。
以前のメール便は、厚さ2㎝までの対応でしたので、少し厚みのある本や複数枚のDVD、CDなどもクリックポストで、安く送ることができるようになりました。
ただ、注意したいのがクリックポストの料金は、重さに関係ないという点です。
もしも軽いものを送る場合は、クリックポストを利用するよりも、同じ日本郵政のサービスである「定形外郵便」を使った方が安くなる可能性があります。
定型外郵便物は(定形郵便物も)重さによって料金が変わり、50g以内は120円、100g以内は140円です。
どちらがお得か、送るものの重さを測ってみましょう。
また、クリックポストの利点は、「安い」だけではありません。
その他にもこんなポイントがあります↓
・追跡サービスあり
・土日祝日も配達あり
・現金・信書は送れない(損害賠償なし)
・ネットで運賃決済(切手がいらない)
・郵便受けに配達(不在でも関係ないので受取り側も楽)
オークションで使う場合、追跡サービスは助かりますよね。
先ほどご紹介した「定型外郵便」には、この追跡サービスがありません。
追跡サービスがないと、こちらは発送しているのに、何日立っても相手に届かないという場合に追跡する手段がありません。
その安さから、ヤフオクやメリカルでは、定型外郵便を利用する人も多いのですが、このような緊急事態には少々厄介です。
送ったものが届かない場合には、郵便局に調査依頼を出すことが可能ですが調べるのに少し時間がかかってしまいます。
購入してくれたお客さんとのトラブルを少しでも回避したいなら、数十円の差でも定形外郵便より追跡サービスのあるクリックポストを選ぶ方が賢い選択かもしれませんね。
クリックポストは、規定の大きさ以内であれば、DVDや書籍、化粧品などももちろん送れますが、
現金や信書(信書とは?→★)は送れないので注意して下さいね!
クリックポスト専用箱↓↓
クリックポストの配達日数はどのくらい?
気になる配達日数ですが、日本郵政によると
離島など一部の配達地域を除き、おおむね差出日の翌日から翌々日にお届けします。
となっています。
普通の郵便物と同じくらいと考えてよさそうですね。
実際に送ってどのくらいで届くのか調査してみましたので、参考にどうぞ↓↓
が、クリックポストで荷物を発送した場合は、
郵便やゆうパック・ゆうメールとは基準が違うため、公式な日数検索では検索できない
とも注意書きがあるので、+1日~2日遅れる可能性もあります。
実際、遅いという声もあるようですし。
ちゃんと2日で届いた!って人もいますがね!
あと、郵便ポストを使うということで、集配時間も関係していると思います。
その日の集配時間が過ぎていたら、翌日の集配になってしまいますからね(ノд‐。)
基本的には、2~3日と考えておいてよさそうですが、
急ぐ場合にはクリックポストは使わない方が良いかもしれません。
スポンサードリンク
クリックポストが使いにくいって本当?
料金もメール便と変わらずお安いですし、何よりポストに投函するだけでいいので、
とても便利なように感じるクリックポストですが、一方で
「クリックポストは使いにくい」
こんな評判もあります。
これは気になりますね~。
使いにくいと感じているポイントはどこなのか、覗いてみましょう。
クリックポストを使うためには、
・Yahoo! JAPAN ID
・Yahoo!ウォレット(クレジットカード払い)
・クリックポストを利用するための会員登録
が必要になります。
IDを元々持っている人ならまだいいですが、
持っていない場合、このためにわざわざ登録しないといけないので、ちょっと面倒ですよね。
しかも、支払いがYahoo!ウォレット(クレジットカード払い)のみですし。
登録は最初の1回で済みますが、持っていない人にとっては少々面倒くさい。です。
他にも、
・ラベルの印刷部分が無駄
(実際に使うラベル部分は、A4サイズの1/4程なのに、毎回いらない部分(注意事項とか控えとか))まで印刷される。→インク無駄)
※2017年にクリックポストがリニューアルされて
控えなどが印刷されなくなりました。
・二次元バーコードが適切に読み取れないと戻されることがある
(ラベルを糊で貼って波打ってしまったり、テープがバーコード部分にかぶったりすると読み取れない場合がある)
・追跡機能が微妙
(追跡できるのは、引受・到着・お届け済みの3ヶ所。メール便みたいに細かくない。反映が遅い。)
こういった部分が、使いにくいと言われているところのようです。
ラベルを印刷するのも、慣れればそうでもないと思いますが、たまにしか使わない人にとっては少々面倒かもしれませんね(*' '*)
クリックポストの使い方 利用の手順を簡単に
では、クリックポストを使う時の手順を簡単に、順を追って説明したいと思います。
①クリックポストにログイン
②送り先の情報を入力(複数ある場合はまとめて入力することも可能)
③クレジットカードの情報や送り主(自分)の情報などを入力
④支払手続き完了
この時点で、クレジットによる請求が完了してしまうわけではありません。
実際には、ポストに投函後、郵便局内で処理が行われた時に請求として発生するようなので、この支払手続き完了の後にキャンセルしたい場合は、発送しなければ良いだけです。
⑤ラベル印字
注意事項に同意するにチェックを入れて、右下の印字をクリックします。
印字をクリックすると、印刷画面に切り替わりますので、確認して印刷。
印刷は白黒でも問題ありません。
印字されたものを切り取って、糊などで貼り付けて、あとは投函(もしくは郵便局窓口へ)すれば完了です。
ラベルの期限は1週間です。
期限内に忘れずに投函しましょう。
ラベルシールがあれば、糊付の必要なくシールを剥がして使えるので便利です。
追跡サービスのための問い合わせ番号や、利用者の控えはクリックポストのマイページから確認することができます。
ラベルを切る手間などはありますが、住所や宛名を手書きで書く必要がないのでとても楽ですね。
クリックポストって結局どうなの!?
クリックポストを使う上でのデメリットはいくつかありますが、
・郵便ポストへ投函するだけという手軽さ
・安い料金
を考えると、メール便の代わりとして十分使えそうなサービスだと思います。
最初の登録がちょっと面倒ですが、
この料金で追跡機能がついて、ポスト投函で送れるというのは便利ですよね!
追跡機能の問題は、メール便の時も色々言われていましたし・・。
と、いうことでまだまだ改善の余地はありそうですが、
メール便がなくなったことで、こちらを利用する人はこれからも増えていくと思われます。
あなたもこれを機に、一度使ってみてはいかがでしょうかヽ(*´∇`)ノ゚
【クリックポストの関連記事】
★クリックポストの追跡番号が反映されない!引受のままなのは何故?
スポンサードリンク