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高額医療費を国保に申請してきた!手続きの方法や限度額 必要なものは?

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先日、ちょっとした手術をしまして
医療費が高額になったもので
初めて高額医療費の請求をしてきました。

いやーこれ、もしも知らない人がいたら
大損ですよね。。

高額医療費の請求は、自分が入っている健康保険先に請求します。
私の場合は国保。
今回は区役所に行って手続きしてきましたので
その時に必要だったものや、
いったいどのくらいの金額戻ってくるのか
いつ振り込まれるのか?

などをまとめていきます!

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高額医療費を国保に申請してきた!手続きの方法は?

国民健康保険に入っていて、高額医療費の請求をする場合は
病院や薬局の領収書等を持って、最寄りの区・市役所に行き
その場で申請用紙に記入すれば手続きが完了します。
とっても簡単です。

お役所に提出するのは『領収書』でいいので
生命保険で申請する時のように、病院に書いてもらわなければいけない資料
などはありません。

よって、申請にお金もかかりません。

1ヶ月分の合計金額が(※あとで詳しく解説)上限を超えている分が返金になるので
限度を越えた月の分をまとめて、翌月以降に申請します。
そう、翌月以降です。

4月の分は5月1日以降に申請に行かないと受付けて貰えません。
実際にお隣の窓口の方が、『この分はまだ申請できないんですよ~。』と、言われていましたので
いくら通院が月の始めに終わってしまっていたとしても、翌月まで待ちましょう。
無駄足になります。
ついでに、申請できる期限は翌月の1日から2年間です。
結構長いですね。

それと、ちょっと気を付けておきたいのが
この申請する月は領収書の『請求期間』のところです。
たまに、発行日と請求日が違うことがありますが(私の場合は金額が間違ってたとかで後日差し替えになり、請求日と発行日の月が違いました)
考慮するのはあくまでも、請求期間のところ。
発行日の方ではありませんのでご注意を。

で、どのくらいで振り込まれるかというと
私の住んでいる所では、申請した月の翌々月の末日です。

4月に高額医療費支払い→5月に申請→7月末振込み
(※遅れる場合もあり)

高額医療費の限度額はいくら?

高額医療費を支払った場合、所得金額によって自己負担限度額というのが決まっていて
実際に支払った医療費と、その限度額との差が返金されることになります。
それから、70歳以上か以下かによっても異なってきます。

限度額は、たまーに変更されるので
現在の限度額がいくらかは、都度確認した方が良いと思います。

>>厚生労働省のサイト

ちなみに、これを書いている今の時点では

所得金額 自己負担限度額
住民税非課税者 35,400円
所得金額210万以下 57,600円
210万円超~600万円以下 80,100円+(総医療費-267,000円)×0.01
600万円超~901万円以下 167,400円+(総医療費-558,000円)×0.01
901万円超~ 252,600円+(総医療費-842,000円)×0.01

※70歳以下
ちとわかりにくいですが、
210超~600万円以下だと、総医療費が267,000円を超えた時は超えた分の1%が加算されます。
それ以下の場合は、80,100円を超えた分が戻ってきます。

自分の所得と照らし合わせてみて、限度額が支払った医療費よりも多ければ
無事返金!となるわけですが
申請できる金額って残念なことになんでもかんでもOKってわけではないんです。

高額医療費は外来と入院は合算できない?

申請する時に気を付けておきたいポイントは以下です。

・医療費の計算は、一人ひとり、月毎、医療機関ごとに行うこと
・同じ病院でも、入院と外来、歯科と医科は別々
・院外処方の薬代は、処方元の医療機関と合算できる
・あくまでも保険適用分だけ!!自己負担分は除外

手術する前に、検査とか通院でいくらか支払って
それが手術と同じ月だったので全部まとめて請求すればいいね~
なんて思ってたんですが
入院と外来は別々に計算しなくてはいけませんでした・・。

しかも、ベッド代とか食事代とかテープ代とか
その辺りの自己負担金は除外です。
(自分で計算しなくても、領収書に分けて書いてあります)

ただね、これ入院と外来とか、医療機関とかを合算できる場合があって
それは、それぞれが21,000円を超えていることが条件です。

なので、例えばA病院とB病院にかかって
A病院・・30,000円
B病院・・30,000円
とかだと、それぞれが21,000円を超えているので合算できる。
合算すると、自己負担の上限を超える→お金が戻ってくる
ってことも可能です。

ややこしや~って場合は
とりあえず窓口に全部の領収書を持って行って
これどうなの??って聞いてみると教えてくれると思います。


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高額医療費の請求に必要なものは?

今回、区役所に高額医療費の手続きに行ったのですが
その際に持参した必要書類などまとめます。

・国民健康保険証
・医療機関の領収書(原本)
・世帯主の印鑑
・世帯主名義の金融機関の通帳など口座番号がわかるもの
・個人番号カード(マイナンバーカード)

領収書は原本です。
コピーを取って、印鑑を押して返却してくれます。

あとは、申請の用紙に記入する時に
世帯主の印鑑と、世帯主名義の金融機関の口座番号が必要になります。

今回は妻(私)の医療費を請求をしましたが
世帯主である夫の印鑑(名字同じだけど・・)と夫名義の金融機関の口座番号が必要でした。

口座番号は、記入するだけなので番号がわかれば何でも良いです。
例えば、ネット銀行ならカードでいいし
通帳やカードを持参しなくても、番号のメモさえあれば問題ありません。
(銀行名・支店名・口座番号)

あとは、個人番号を記入する所もありましたので
そちらも番号も。(本人と世帯主両方)
見せる必要はありませんでしたので、こちらも番号さえわかれば良いかと思います。

特に、病院側に作成してもらわなければいけない書類などもありませんので
準備は簡単でしたよ。

▼医療費控除の確定申告はしていますか?

高額医療費の請求まとめ

今回初めて高額医療費の請求をしましたが、
手続き自体はとっても簡単でした。
区役所も雨だからか混んでおらず、とてもスムーズで15分くらいで終わったかな。

ただ今回、外来と入院が別!!ってことは知らなかったので
残念・・。
というか、月またぎで入院するとかなるとだいぶ損することになりますね。
今後の為に、入院はその月の内にって覚えておこうと思います。

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