前回の記事では、カーエアコンを付けることでガソリン消費量がどのくらい変わるのか
温度や風量は影響するのか
について解説しましたが
『車のエアコン ガソリンの消費量はどのくらい?温度や風量で変わるのか』
今回は、車のエアコンの燃費を良くする方法を紹介します。
いやー昔と比べてガソリン代も上がってますし
(昔はリッター90円台の時もあったのにね。)
夏はほんとバカになりませんから
効率よく使って節約しましょ。
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◆目次◆
車のエアコンを節約したい!
『車のエアコン ガソリンの消費量はどのくらい?温度や風量で変わるのか』
でも紹介したんですが、
エアコンを付けると燃費が悪くなる、ガソリンを使う理由は
内部にあるコンプレッサーという機械のせいです。
このコンプレッサーはA/Cのスイッチを押すと起動して、大いにガソリンを食います。
と、いうことは燃費を良くするためにはこのコンプレッサーを
いかに使わないようにするか
がポイントになります。
そりゃ、使わなければ使わないほど燃費への影響は少なくなるわけですが
冷房と除湿はこのコンプレッサーがないとできません。
夏にA/Cスイッチを入れないまま、温度を下げてもぬるい風しか出てこない
という経験が一度はあるのではないでしょうか。
ちなみに、暖房の時はA/Cを切っても暖かい風が出るので
A/Cを切ってさえいれば、燃費には影響しません。
なぜ暖房ではA/Cを切っても暖かい風が出るのかというと
熱くなったエンジンの熱を利用して温風を出しているからです。
ただ、それだと除湿ができないので
段々と車の窓が曇ってきます。
曇ると危ないですので
そんな時はエアコン(A/C)のスイッチを入れて除湿を発動させましょう。
曇った時だけコンプレッサーを動かして除湿すればいいので
冬場の暖房のガソリンへの影響は、夏に比べれば微々たるものです。
そう、問題は夏場のエアコン。
ということで、いよいよ夏場にエアコンの燃費への影響を減らすための方法を紹介します。
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車のエアコン冷房のガソリンの燃費を良くする方法はコレ
車のエアコンを節約するためには
いかにコンプレッサーを使わないかが大事でしたね。
ということで、面倒だけど最も単純な方法が
始めに車内を最大限冷やしておいて、後は手動でコンプレッサーをオンオフすることです。
冷えたらコンプレッサーをオフして送風にする
車に乗ったら、とりあえず風量MAX、最低温度で
エアコンを最大能力にして冷やします(AUTOの場合はAUTOでも)
そしてある程度冷えたな、と思ったらA/Cのスイッチをオフにして
後は送風にします。
しばらくして、暑くなったなと感じたらまたA/Cスイッチを入れるのです。
ちなみに風量は、送風ファンで量を調節しているだけなので
燃費への影響はほぼありません。
よって、この方法だと
エアコンのガソリンへの影響を少なくして
車の燃費を良くすることができます。
ちなみにA/Cをオンにするタイミングですが
走りが安定している時が良いです。
例えば、車を発車させる時やアクセルをガンガン踏んで加速させている時は
パワーが必要なので、ガソリンも多く消費します。
この時にA/Cをオンにしていると、エアコンにまでパワーを送らなければいけないので
更にガソリンの消費が多くなってしまうのです。
なので、発車時や加速時ではなく
走りが安定している時にエアコンのスイッチをオンにするほうが
エンジンへの負担が少なく、燃費向上に繋がりますよ。
外気循環ではなく内気循環にする
冷房をつける時は、外気循環よりも内気循環にする方がより効率が良いです。
外気循環は、空気の取り入れ口を開けて外の空気を取り入れること(換気)
内気循環は、空気の取り入れ口を閉めて、車内の空気を循環させること
です。
つまり、外気にしているとせっかく冷やした車内に外の熱い空気が入ってきてしまうことになり
(冷やした空気は外に出て)とーっても悪循環です。
窓を開けて冷房つけてるものですね。
効率悪いので、必ず内気にしましょう。
ちなみに、暖房の場合は逆で外気にした方がいいです。
なぜなら結露を防げるから。
結露を防ぐことができる=A/Cをつける機会が減る=燃費向上♪
なので、冬は外気、夏は内気って覚えておきましょう。
電動エアコンや可変容量エアコンには使えない
以前の車は、設定温度を高くしても低くしてもコンプレッサーはずっと動いたままで
温度は、エンジンの熱を加えることで調節してまいました。
つまりコンプレッサーは動いている限り常に100%、エネルギー消費しまくり!
なので、これまで紹介してきた通り、エアコンのオンオフを行うことでコンプレッサーを止めて
節約するというのが効率の良い節約方法なのです。
が、
最近は、技術も進化して
ハイブリッド車に搭載されている電動エアコンや
常に100%ではなくて、設定の温度に対して最小限の力で効率良く冷やすことができる
可変容量コンプレッサーというのが登場しています。
これらの場合は、設定温度を高めにした方が
多少燃費は良くなると言われていますが
可変容量コンプレッサーは、コストが高いので割と高級車にしか搭載されていない模様です。
最近のAUTOは性能がいい
車のエアコンについているAUTO機能。
温度や風量を自動で調節して、常に快適な温度にしてくれるというものですが
最新の車ではAUTOの性能も上がっていて
AUTOが一番燃費の効率が良い!っていう車もあるようです。
実際、Hondaの販売会社さんにHPにはオートモードが最も燃費がいい
と、書いてありました。
燃費については、運転の仕方や車種なども大きく関係してきますので
自分の車ではどちらが燃費がいいか
実験してみるのが一番かもしれません。
オンオフを忘れるくらいなら、AUTOが良いと思いますが。
ガソリンはENEOSカードがお得
ガソリンを入れる時はどうやって入れてますか?
手持ちのクレジットカード?
現金?
色々あると思いますが、私はENEOSカードを使って入れています。
ENEOSカードを使ってENEOSでガソリンを入れると、お得にガソリンを入れることができるからです。
ENEOSカードには、S、P、Cと種類があって
私が使っているのはSタイプ。
1年間の間に1度使えば年会費無料、ガソリンを入れる時は常に2円/L引きになります。
使うガソリンの量によって、どのカードがお得かは変わってきます。
自分の場合はどのカードが得なのかは、ENEOSカードのサイトで簡単に診断できます。
参考までに
140円/Lで1ヵ月に30L給油する場合はSカード
60L給油する場合はPカードがお得です。
ただ、Pカードはポイントでの還元になるので
(1000ポイント=1,000円でキャッシュバックに使える)
後日、貯まった時に交換する作業を忘れそうな人は
Sカードの方がおすすめですよ。
エアコンの燃費だけでなく
どうせならガソリンもお得に入れちゃいましょ。
何も割引なしなんて、勿体ないですよ。
車のエアコンを節約する方法まとめ
以上、カーエアコンでのガソリン消費を出来るだけ節約するための方法でした。
A/Cのスイッチをうまく使って、効率よく節約してくださいね~。
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